I.2 | ノート

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音声解説
  Now (to forebare『ウェイク』に出てくる4人組(four)には、キリスト教の4人の福音者(マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネ)や、アイルランド年代記を書いた「四導師」などがいる。英語でforebearは「先祖」、foreは「前」、bareは「裸にする」。 for ever solittleドリトル先生(Dr. Dolittle)。アイルランド神話の王女イゾルデ。『不思議の国のアリス』の主人公のモデルとなったアリス・プレザンス・リデル of Iris Trees虹の神イーリス(Iris)。ジョイスがパリで知った英国詩人のアイリス・ツリー(『ユリシーズ』初版を購入してもいる)。1922年〜1937年のアイルランド自由国(Irish Free State)。 and Lili O’Rangansアルスター州の伝統曲 ‘The Orange Lily-O’()。17世紀イギリス発祥の歌「リリビュレロ」()。イギリスやアイルランドで、カトリック教徒を揶揄する目的で長く歌われ続けた。ジョイスの妻ノラ(Nora)のアナグラムOran。ドイツ語でGansは「ガチョウ」。英語でbarnacle gooseは「フジツボガチョウ」。18世紀ジャガイモ飢饉の頃のイギリス首相ロバート・ピール(反カトリックの立場ゆえに「オレンジ・ピール」の異名をとっていた)と、ピール首相の息子ロバート・ピール・ジュニアと結婚した俳優のベアトリス・リリー。ユダヤ伝承の「最初の女性」リリス(Lilith、初出は『ベン・シラのアルファベット』か)。), concerning the genesis旧約聖書の「創世記」(Book of Genesis)。 of Harold or11世紀イギリスの王ハロルド・ゴドウィンソン。ノルマン侵攻におけるヘイスティングスの戦いでギヨーム2世に敗れた。 Humphrey Chimpden’s occupational agnomen『ウェイク』の主人公HCEことハンフリー・チンプデン。英語でoccupationalは「職業上の」、agnomenは「称号」「添え名」。HCEのEにあたる「イアウィッカー」は出生名の一部ではないということか。 (we are back in the presurnamesアイルランドでは10世紀頃まで、苗字ではなく父称(patronym)が使われていた。英語でpre-は「〜以前」(接頭辞)、surnameは「苗字」「姓」。 prodromarith period古代ギリシア語でπρόδρομοςは「先駆者」、ἀριθμόςは「数字」。, of course just when enos chalked halltrapsECH⇒HCE。セトの息子エノス(セトはアダムとイヴの3人目の息子)。ヘブライ語でenosh(אֱנוֹשׁ)は「有限な生の人間」(イエズスを指すこともある)。英語でtrapは「階段」「はしご」、hall trapは「鳥を捕まえるための罠」。) and discarding once for all those theories from older sources1921年刊行のベネディクト・フィッツパトリックの『イギリスの建国とアイルランド』p.29には、紀元前4世紀からアイルランドはゲール人の王が治めるようになったという主張があり、根拠として「古い文献」(older sources)からの「写し」が挙げられている。 ‘The assumption is that […] there was also a Celtic invasion of Ireland. One invasion probably followed another and an Irish historical tract, written about 721 A. D., and copied from older sources, gives the definite Gaelic monarchy as beginning contemporaneously with Alexander the Great in the fourth century B. C.’ which would link him back『ユリシーズ』第3挿話「プロテウス」で、スティーヴンは人類を起源までつなぐへその緒をイメージし、「万物の緒は溯って繋がる、すべての肉体を結い合わせる海辺のより糸」(‘The cords of all link back, strandentwining cable of all flesh’)とつぶやいている。 with such pivotal ancestors as the Glues, the Gravys, the Northeasts, the Ankers and the Earwickers of Sidleshamイギリスのマンフッド半島の村シドルシャムと、村内の教会にある墓地の墓石に実際に刻まれている家族名。Ward Lock & Co.が1922年に出版したガイドブックのp.54に、以下の記述がある。 ‘Sidlesham Church is an Early English structure worthy of notice, and an examination of the surrounding tombstones should not be omitted if any interest is felt in deciphering curious names, striking examples being Earwicker, Glue, Gravy, Boniface, Anker, and Northeast’. ジョイスは1923年にイギリスのボグナーへ休暇で訪れており、その際に入手したこのガイドブックを題材として利用した可能性が高い。 ‘Boniface’が除外されているが、これは「宿屋の主人」を意味する名前で、本章pp.45–47の「パース・オライリーのバラッド」にも出てくる。 in the Hundred of Manhoodイギリスのウェスト・サセックスのうち、シドルシャム村を含む南西部の名称。英語でhundredは「百戸村」(かつてイギリス南部の自治体は100世帯単位で区切られていた)。ジョイスが参照したと思しきWard Lock & Co.が1922年に出版したガイドブックにも ‘Hundred of Manhood’という表現がある。 or proclaim him offsprout英語でoffsproutは「幼木」。幼いシェム(『ウェイク』では登場人物シェムが木で表される)。 of vikings who had founded wapentakeかつてイギリス北部の自治体において用いられた行政単位。南部におけるhundredと同じく「百戸村」を意味する。語源は古英語のwæpengetæc(村民が剣などの武器(wæpen, weapon)に触れて議決を行ったことから)。 and seddled hemイギリスのマンフッド半島の村シドルシャム(Sidlesham)。オランダ語でhemは「彼」(=英語のhim)。英語でsettled himは「彼を入植させた」。 in Herrick or Ericジョナサン・スウィフトの母親アビゲイル・エリック(姓の綴りはHerrick またはEric)。HCEの苗字Earwickerは、イギリス英語では「エリッカー」とも発音される。16世紀〜17世紀イギリスの詩人ロバート・ヘリック。10世紀頃にグリーンランドを侵略したヴァイキングの赤毛のエイリーク, the best authenticated version, the Dumlatユダヤ教の律法集タルムード(Talmud)。ヘブライ語は右から左へ表記されるので、ジョイスも逆向きに綴ったか。ヘブライ語でtalmud(תַּלְמוּד)は「研究」。, read the Reading of Hofed-ben-Edarヘブライ語でben(בֶּן)は「~の子」という意味なので、Hofed, Child of Edar (HCE) とも読める。ホウス丘(höfuð Binn Éadair = Head of Howth)の名前の由来。古ノルド語でhǫfuðは「頂上」(英語名Howthの語源候補)。アイルランド語名のBinn Éadairは「エイダーの頂上」「エイダーの丘」という意味で、こちらはアイルランド神話に登場するフィア・ボルグ族の5人の族長のひとりの妻Étarが語源だと言われている。歴史学者P. W. Joyceは、トゥアハ・デ・ダナンの族長Edarの埋葬場所が語源という説をここで紹介している。, has it that it was this way. We are told how in the beginning it came to pass that like cabbaging Cincinnatus古代ローマの政治家キンキナトゥスは、テヴェレ川沿いの畑でキャベツ農家として長年働いていた。質素な政務官の鑑として、あるいはローマ的な徳の象徴として、よく引き合いに出される。 the grand old gardenerテニスンの詩 ‘Lady Clara Vere de Vere’の1842年版の一節 ‘The gardener Adam and his wife’。このフレーズは1845年に ‘The gardener Adam’(エデンの園のアダム)へ修正された。 was saving daylight under his redwoodtree one sultry sabbath afternoon, Hag Chivychas Eve,HCE。イングランドの童謡 ‘Chevy Chase’()。チヴィエト丘での狩猟権をめぐるイングランドとスコットランドの戦いを歌っている。聖書のイヴ(Eve)。英語でhagは「醜い老婆」、chaseは「狩り」。ヘブライ語でhag(חַג)は「祝日」「祭」。古代ギリシア語でἅγιοςは「聖人」。 in prefall paradise peace by following his plough for rootles in the rere garden of mobhouse, ye olde marine hotel イギリスのチチェスター近郊にあるマリン・ホテル(Marine Hotel)。ジョイスが参照したと思しきWard Lock & Co.によるガイドブックに見開き広告が載っている。ダブリン郊外のダン・レアリーのロイヤル・マリン・ホテル(Royal Marine Hotel)。 when royalty was announced by runner to have been pleased to have halted itself on the highroad along which a leisureloving dogfox had cast followed, also at walking pace, by a lady packALP(a lady pack)。英語でdog foxは「雄ギツネ」、castは「(狩人や猟犬が)獲物の足跡や臭いを辿ってばらける」、packは「群れ」。 of cocker spanielsコッカー・スパニエル。イギリスで狩猟犬として育種された。. Forgetful of all save his vassal’s plain fealty to the ethnarch単一民族の王の肩書きエスナーク。東ローマ帝国(ビサンティン帝国)では、帝国の領土の外で他の民族を統べる人物を指す。 Humphrey or Harold stayed not to yoke or saddle「列王記・上」19:19–20「さてエリヤはそこを去って行って、シャパテの子エリシャに会った。彼は十二くびき(yoke)の牛を前に行かせ、自分は十二番目のくびきと共にいて耕していた。エリヤは彼のかたわらを通り過ぎて外套(saddle)を彼の上にかけた。エリシャは牛を捨て、エリヤのあとに走ってきて言った、「わたしの父母に口づけさせてください。そして後あなたに従いましょう」。エリヤは彼に言った、「行ってきなさい。わたしはあなたに何をしましたか」」。 but stumbled out hotface as he was (his sweatful bandanna英語でhusband annaは「アンナの夫」(名詞)「アンナを貴重に使う」(動詞句)、bandannaは「バンダナ」。 loose from his pocketcoat) hasting to the forecourtsダブリン市内のフォー・コーツ裁判所。英語でforecourtは「前庭」。 of his public in topee布で覆われた日よけ用ヘルメットのトーピー(topee / topi / pith helmet)。東南アジアや南アジアへ入植したヨーロッパ人たちが19世紀から20世紀にかけて広く着用した。, surcingle馬の胴回りに巻くストラップ。また、キリスト教の修道者が着る法衣の帯。, solascarf主に女性用の軽いスカーフ。英語でsola scarfは「太陽のスカーフ」。 and plaid, plus fours膝下4インチまで伸びる半ズボン。1920年代から1930年代にかけて流行した。, puttees膝下から足首までに巻く包帯のようなもの。イギリス軍の軍服の一部だった。 and bulldog boots ruddled cinnibar英語でruddleは「黄土を使って羊に赤いしるしをつける」、cinnabarは「辰砂」(朱色の顔料や防腐剤、水銀の原料となる鉱物として古くから重宝されてきた)。 with

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音声解説
flagrant marl英語でflagrantは「燃えさかる」、marlは「泥灰土」。泥炭はアイルランド西部のような湿原から採取されることが多い。, jingling his turnpike keys and bearing aloft amid the fixed pikes of the hunting party a high perch atop of which a flowerpot was fixed earthside hoist with careEHC。. On his majestyここからの長文は「陛下が~と尋ねると、ハロンフリードは~と答えた」という構造になっている。, who was, or often feigned to be, noticeably longsighted from green youth and had been meaning to inquire what, in effect, had causedEHC。英語でcause and effectは「因果関係」。 yon causeway北アイルランドにある世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェイ」(Giant’s Causeway)。英語でcausewayは「土手道」。 to be thus potholed, asking substitutionally to be put wise古風な英語でput wiseは「警告する」。 as to whether paternoster and silver doctorsフライフィッシングで使う2種類のルアー。パーテルノステルは鱸や鱒を、シルバー・ドクターは鮭を釣るのに適している(詳しくはこちら)。循環式エレベーターのパーテルノステル(paternoster)。「主の祈り」の最初の一節「天にましますわれらの父よ」のラテン語原文 ‘Pater noster’。 were not now more fancied bait英語でfancy baitは「凝りすぎの餌やルアー」(魚釣り用語)。 for lobstertrapping honest blunt Haromphreyld人名のHaroldとHumphreyの混成語。ハンガリー語でháromは「3」(数詞)。 answered in no uncertain tones very similarly with a fearless foreheadベネディクト・フィッツパトリック『ブリテンの建国とアイルランド』p.48の一節 ‘I am not so browbeaten by authority nor so fearful of the assault of less able minds as to be afraid to utter with fearless forehead what true reason clearly determines and indubitably demonstrates’ 。ここでフィッツパトリックはヨハネス・スコトゥス・エリウゲナの一節を引用しており、fearless foreheadという言葉はラテン語原文の英訳として用いられている。: Naw, yer maggers英語でmaggotは「うじ虫」、your majestyは「陛下」。, aw war jist a cotchin英語方言でcotchは「捕まえる」(=catch)。英語スラングでcotchは「一休みする」。 on thonアルスター弁でthonは「これらの」(=these)。 bluggy earwuggers. Our sailor king19世紀イギリスとアイルランドの王ウィリアム4世。海軍で長く活躍したことから「船乗り王」の異名をもっていた。, who was draining a gugglet千一夜物語』に登場する、アラビアで使われた水がめ。バートン版の本文中の ‘gugglet’への註58の説明は次のとおり。 ‘Arab. “Kullah” (in Egypt pron. “gulleh”), the wide mouthed jug, called in the Hijaz “baradiyah;” “daurak” being the narrow. They are used either for water or sherbet and, being made of porous clay, “sweat,” and keep the contents cool; hence all old Anglo Egyptians drink from them, not from bottles. Sometimes they are perfumed with smoke of incense, mastich or Kafal (Amyris Kafal)’. of obvious adamale英語でAdam’s aleは「アダムの酒」すなわち「水」(エデンの園には水しか飲み物がなかったため)。, gift both and gorbanウクライナ語でgorbanは「屈背(くぐせ)」。ヘブライ語でcorbanは「神への捧げもの」「供具」。, upon this, ceasing to swallow, smiled most heartily beneath his walrus moustaches and indulging that none too genial humour英語でgenialは「優しい」「温和な」(語源の古代ギリシア語の単語γένειονは「顎にかんする」)。直前の「海象髭」(walrus mustache)から、顎が強調されている。 which William the Conk征服王ウィリアム(William the Conqueror)。また、本章冒頭のLili O’Ranganとの関連から、Sunday Pictorial紙(現在のDaily Mirror紙の日曜版)の1922年10月29日号の次の一節。 ‘Who can resist Beatrice Lillie? I can’t. Hear her sing her ancestry in “William the Conk!” with moustache and bowler hat’. 英語のスラングでconkは「鼻」。征服王ウィリアムは鼻が特徴的だったと言われている。 on the spindle side英語の慣用句でon the spindle sideは「母方の」。 had inherited with the hereditary whitelock遺伝的な病理である「白毛症」。英語でwhite lockは「白い巻毛」。 and some shortfingeredness19世紀イギリスの首相ウィリアム・グラッドストンは、事故で左手の人差し指の一部を失った。 from his greataunt Sophy征服王ウィリアムの母方の祖先ゾフィー・アマーリエ・フォン・ブラウンシュヴァイク゠カレンベルク。ゾフィー・アマーリエは17世紀にデンマーク゠ノルウェーに暮らし、釣りにたくさんのお金を注ぎこんだ。, turned towards two of his retinue of gallowglasses13世紀から16世紀にかけてアイルランドに配備された精鋭歩兵傭兵部隊ギャロウグラス(Gallowglass)。主にノース゠ゲール族の人々から構成された。, Michael, etheling lord of Leix and Offaly リーシ県とオファリー県はアイルランドの最初の植民地域であり、マラクマストの虐殺が1577–78年に起こった場所でもある。そこではイギリス軍がアイルランドの貴族を一掃した。英語でathelingは「王族」「王子」(アングロ゠サクソン系の称号)。and the jubilee mayor of Drogheda, Elcockユダヤ教のヨベルの年(Jubilee)。50年に一度、財産(主に土地と奴隷)の所有権がリセットされ、再分配が行われた。カトリックの聖年(Jubilee)では、ローマ巡礼者に対して特例的に罪の赦しが行われた。ダブリンの北のラウス県にある都市ドロヘダ(Drogheda)。17世紀にクロムウェル率いる侵略者たちによって王党派の人々が虐殺された。エルコックという名前の市長が何人かいた(イースター蜂起の年である1916年の市長もエルコック氏)。, (the two scatterguns being Michael M. Manning19世紀ウォーターフォード県生まれのジャーナリスト、マイケル・オースティン・マニング(Michael Austin Manning)。1880年頃から積極的にパーネル派の支援活動を始め、1890年代にはダブリンに引っ越してIrish Daily IndependentIrish Weekly Independentといったパーネル派の新聞の編集に携わった。, protosyndic of Waterfordウォーターフォード県。古代ギリシア語でπρῶτοςは「第一のもの」、σύνδικοςは「法律家」「法廷での代弁者」。 and an Italian excellency named Giubilei16世紀〜17世紀イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイ。英語でjubileeは「ヨベルの年」「聖年」。 according to a later version cited by the learned scholarch Canavan of Canmakenoiseフィッツパトリック『ブリテンの建国とアイルランド』pp.3–4の一節 ‘In that age there had been nothing comparable with this sustained continuity in any land, save perhaps the wonderful succession of scholarchs in the groves of Academe from the time of Plato to the time of Justinian. The existence of these Irish schools […] is almost the central phenomenon of the early Middle Ages’。アイルランドのカヴァン県ナヴァン県。オファリー県の修道院クロンマクノイス(Clonmacnoise)。英語でscholarchは「偉大な学者」、can make noiseは「騒音を立てられる」。), in either case a triptychal「三連祭壇画」(triptych)の形容詞形と考えられるが、「典型的な」(typical)や「哀れみ」(pity)も。 religious family symbolising puritas of doctrina, business per usuals and the purchypatch of hamlock英語でperchy patchは「緑の生い茂る場所」、shamrockは「シロツメクサ」、hemlockは「ドクニンジン」。 where the paddish preties growアイルランドの伝統曲 ‘The Garden Where The Praties Grow’()。英語でparish priestは「教区司祭」、paddyは「アイルランド人」(侮蔑語)、prettyは「かわいい」。アイルランド英語でpratiesは「ジャガイモ」。 and remarked dilsydulsily日本の「はないちもんめ」に相当する英語圏の遊び ‘Here comes three dukes a-riding’の歌詞 ‘Here comes one duke a riding / A riding a riding / Here comes one duke a riding / Dilsy Dulsy Officer’。: Holybones of Saint Hubert聖フーベルトス。狩りの守護聖人であり、数学や金属工学にも長けていた。記念日は11月3日。 how our red brother of PouringrainiaQuarterly Review第238号の記事「狐のルナール」の一節 ‘Particularly when studying cubs […] is one liable to encounter disappointment […] For, should the red mother’s suspicions once be aroused, all is over’。11世紀後半の英国王ウィリアム2世は「赤顔王」の異名をとった。英語でpouring rainは「大雨」。 would audibly fume did he know that we have for surtrusty bailiwick円卓の騎士トリスタン。英語でbailiwickは「管轄区域」。 a turnpiker who is by turns a pikebailer no seldomer than an earwigger! For he kinned Jom Pillイギリスのカンバーランドの狩りの歌 ‘D’ye ken John Peel’()の歌詞 ‘D’ye ken John Peel with his coat so gay? / D’ye ken John Peel at the break o’ day? / D’ye ken John Peel when he’s far, far a-way. / With his hounds and his horn in the morning?’。古風な英語でkenは「知る」。 with his court so gray and his haunts in his house in the mourning. (One still hears that pebble crusted laughta19世紀イギリスの首相ウィリアム・グラッドストンのあだ名「陽気な小石」(merry pebble)。, japijapフランス語でjapperは「キャンキャン吠える者」。英語でJapは「日本人」(侮蔑語)。 cheerycherrily, among the roadside tree the lady Holmpatrickウェリントン公爵の孫娘ヴィクトリア・アレクサンドリナ・ウェルズリー。19世紀イギリス議員の初代ホルムパトリック男爵イオン・トラント・ハミルトンの妻でもあった。名付け親はヴィクトリア女王 planted and still one feels the amossive英語でamassは「蓄積する」、mossは「苔」、massiveは「塊状の」「巨大な」。 silence of the cladstone19世紀イギリスの首相ウィリアム・グラッドストン(William Gladstone)。英語でcladは「服を着た」。 allegibelling中世イタリアの「皇帝派」(Ghibelline)は教皇派(Guelph)と対立した。英語でallegingは「主張する」。: Ive mies outs ide Bourn英語でI’m not southside bornは「私は南側地区の生まれではない」。古風なフランス語でmieは否定詞(=ne、英語ではnot)。.) Comes the question are these the facts of his nominigentilisationラテン語でnomen gentilicumは「氏族名」。ローマ自由人の名前の3つの部分(個人名、氏族名、家名)のうちの2つ目を指す。 as recorded and accolated in both or either of the collateral andrewpaulmurphyc使徒アンデレと使徒パウロは、それぞれ東方教会と西方教会の聖人。アイルランドを象徴する姓のマーフィー(Murphy)。アイルランド英語でmurphyは「ジャガイモ」。英語でanthropomorphicは「擬人化された」「神人同形説の」。 narratives. Are those their fataアイルランド語でfataは「ジャガイモ」。ラテン語でfataは「運命」。イタリア語でfataは「妖精」。アイスランド語でfataは「バケツ」。ルーマニア語でfataは「顔」。ロヒンギャ語でfataは「葉っぱ」。 which we read in sibylline古代ギリシアでアポロンの神託を受ける巫女シビュラ(Sibyl)。 between the fas and its nefasラテン語でfasは「正義」「可能」、nefasは「罪」「不可能」。? No dungワーグナー『ニーベルンゲンの指輪』でジークフリートが使う剣ノートゥング(Nothung)は、ゲルマン神話の魔剣グラム(Gram)に基づく。古ノルド語でGramrは「怒り」。英語でdungは「糞」。

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音声解説
on the road. And shall Nohomiah be our place likeジョン・ハワード・ペイン作詞、ヘンリー・ビショップ作曲の ‘Home! Sweet Home!’()の歌詞 ‘There’s no place like home’。この歌詞は映画『オズの魔法使い』の有名なセリフでもあり、また日本語版への編曲は「埴生の宿」として広く知られている。ボヘミア(Bohemia)。聖書の登場人物ネヘミヤ(Nehemiah)。? Yea, Mulachy19世紀〜20世紀アイルランドの政治家リチャード・ムルカヒー(Richard Mulcahy)は、イースター蜂起でアイルランド義勇軍の将軍として戦った。12世紀アイルランドの聖人マラキー(Malachy)。ネヘミヤと同時代の人物であり、アイルランド出身者として初の正式な聖人でもあった。 our Kingable khanアジアの騎馬民族の君主や有力者が名乗る称号ハーン(Khan)。1933年公開の映画『キング・コング』。語頭転換(スプーナリズム、イギリスの神学者ウィリアム・スプーナーの失敗談に由来)が生じると ‘conquering kings’は ‘kinkering kongs’となる。? We shall perhaps not so soon see. Pinck poncks that bail for seeks alicence『ウェイク』で繰り返される定型文 ‘Pinck ponck, that’s the Bell of Sechseläuten and concepit de Saint-Esprit’の変奏。チューリッヒの春祭りゼクセロイテン(Sechseläuten)では、午後6時に鐘が鳴り、雪だるまの人形「ボーグ」(Böögg)が盛大に焼かれたりもする。ボーグの頭が爆発するとき、もし早々に爆発した場合は温暖な夏、そうでない場合はじめじめした夏が来ると言われている。 where cumsceptres with scentaurs stay『ウェイク』で繰り返される定型文 ‘Pinck ponck, that’s the Bell of Sechseläuten and concepit de Saint-Esprit’の変奏。「お告げの祈り」の一節「聖霊により御子を宿したもう」(ラテン語原文はEt concepit de Spiritu Sancto)。. Bear in mind, son of Hokmahユダヤ教の神秘主義思想カバラーの生命の樹セフィロトに含まれる10個の聖性の球セフィラの1つコクマー。ヘブライ語でchokhmah(חָכְמָה)は「知恵」。, if so be you have metheg in your midness旧約聖書「サムエル記・下」8:1「この後ダビデはペリシテびとを撃って、これを征服した。ダビデはまたペリシテびとの手からメテグ・アンマを取った」。香料やスパイスを加えた蜂蜜酒メセグリン(metheglin)。ウェールズ語でmeddygは「医者」。ヘブライ語でmeteg(מֶתֶג)は「母音記号の横に置かれる垂線」(これが付された文字は開音節として読まれる)。, this man is mountain and unto changeth doth one ascend. Heave we aside the fallacy, as punical as finikin英語でPunicは「古代カルタゴの」(形容詞)。カルタゴはフェニキアの海外植民都市(フェニキア語はヘブライ語と同じセム語族の言語)。英語でFinn’s kinは「フィンの親族」。, that it was not the king kingself but his inseparable sisters, uncontrollable nighttalkers, Skertsiraizde with Donyahzade千一夜物語』に登場する双子の姉妹シェヘラザードドニアザード。シャフリアール王は最初の妻が処女でなかったことを知り、その怒りから処女と結婚しては処刑するということを繰り返していた。それをやめさせるために、シェヘラザードは王と結婚をする。そしてドニアザードから「毎晩物語を話し、良いところで止める」という戦略を学び、これを使って王を物語に夢中にさせ、人殺しをやめさせた。これを千一夜続けたため、シェヘラザードは王の子どもを産み、王の正妻となった。, who afterwards, when the robberers shot up the socialights came down into the world as amusers and were staged by Madame Sudlow19世紀から20世紀にかけて活躍したイギリスの歌手ベシー・サドロウ。ゲイエティ劇場のマネージャーだったマイケル・ガンは夫。 as Rosa and Lily Miskinguetteフランスのシャンソン歌手にして女優のミスタンゲット。『ムーラン・ルージュ』や『レ・ミゼラブル』などを演じた。 in the pantalime英語でpantomimeは「パントマイム」、limeは「石灰」、limelightは「ライムライト」(石灰を白熱温度まで加熱することで得られる光であり、舞台照明として使用された)。 that two pitts初代チャタム伯爵ウィリアム・ピットとその息子の小ピット。どちらもイギリス首相であり、小ピットは合同法施行時(1801年)にグレート・ブリテン王国の最後の首相だった。英語でpittは「平土間席」「平土間席の客」。 paythronosed英語でpatroniseは「後援する」、throneは「玉座」。英語の慣用句でpay through the noseは「法外な代金を支払う」「ぼったくられる」。, Miliodorus and Galathee円卓の騎士トリスタンの父でリオネスの王メリオダス(Meliodas)。ドイツのオペラ『美しきガラテア』(ピグマリオン神話の近代版)。ジャン゠バティスタ・ルリーの恋愛オペラ『アシスとガラテア』(羊飼いのアシスがニンフのガラテアに恋をする物語)。ラテン語でmillioは「千の」。古代ギリシア語でδῶρονは「贈り物」、μέλιは「蜜」、γάλαは「乳」。旧約聖書「出エジプト記」3:8の神の台詞「わたしは下って、彼らをエジプトびとの手から救い出し、これをかの地から導き上って、良い広い地、乳と蜜の流れる地、すなわちカナンびと、ヘテびと、アモリびと、ペリジびと、ヒビびと、エブスびとのおる所に至らせようとしている」。. The great fact emerges that after that historic date all holographs so far exhumed initialled by Haromphrey bear the sigla H.C.E. and while he was only and long and always good Dook Umphreyグロスター公爵(Duke)だったハンフリー・オブ・ランカスター。シェイクスピアの『ヘンリー』関連の劇にたびたび登場する。25歳のときにアジャンクールの戦いに参戦している。妻は黒魔術、ハンフリー自身は反逆罪の容疑をそれぞれかけられた。古風な英語の慣用句でdine with Duke Humphreyは「夕食を抜く」。 for the hungerlean spalpeensアイルランド英語でspalpeenは「季節労働者」「浮浪者」「与太者」(語源はアイルランド語のspailpín)。 of Lucalizodダブリンのフェニックス公園付近のルーカン地区とチャペリゾット地区。ジョイスの娘ルチア(Lucia)。 and Chimbers to his cronies it was equally certainly a pleasant turn of the populace which gave him as sense of those normative letters the nickname Here Comes Everybody19世紀イギリスの政治家ヒュー・チルダーズ(Hugh Culling Eardley Childers)。『ウェイク』のHCEのモデルのひとりであり、19世紀イギリスの首相ウィリアム・グラッドストンの右腕も務めた。チルダーズは体格が良く、それを揶揄して ‘Here Comes Everybody’と呼ばれた。. An imposing everybody he always indeed looked, constantly the same as and equal to himself and magnificently well worthy of any and all such universalisation, every time he continually surveyed, amid vociferatings from in front of Accept these few nutties! and Take off that white hat!一説によると、フィン・マクールの名前はアイルランド語で「白い帽子」を意味するfin cumhalから来ている。『ユリシーズ』第8挿話「ライストリュゴネス族」でブルームがグラフトン通りにかつてあった劇場について回想する場面で酔っ払いが叫ぶ一言。「ここはクイーン座をホイットブレッドがやってて、その前はパット・キンセラがハープ劇場をやってた。(中略)光陰矢の如しだな、まったく。スカートの下に赤い長ズボンが見えてる。酒飲みたち、酒飲んで、笑ってむせて、吐く息に酒のにおい。パット、こっちもパワーちょうだい。粗野な赤。飲ん兵衛が愉快に。ばか笑いと煙草を一服。その白い帽子を脱ぎなよ。生煮えの眼。今はどこに? どこかで乞食に。」(‘Where Pat Kinsella had his Harp theatre before Whitbred ran the Queen’s […] How time flies, eh? Showing long red pantaloons under his skirts. Drinkers, drinking, laughed spluttering, their drink against their breath. More power, Pat. Coarse red: fun for drunkards: guffaw and smoke. Take off that white hat. His parboiled eyes. Where is he now? Beggar somewhere’.)詳しくはこちら, relieved with Stop his Grog英語でgrogは「ラム酒など強い酒の水(あるいはお湯)割り」。英語スラングでstop the grogは「断酒させる」。かつてイギリス海兵に対してはラムの配給を断つという処罰があった。 and Put It in the Log英語でput it in the logは「航海日誌に書き加えておけ」。 and Loots in his (bassvoco) Bootsヨーロッパの民話『長靴を履いた猫』(Puss in Boots)。アイルランドの伝統的なジグ ‘The Priest in His Boots’()。『ユリシーズ』第15挿話「キルケ」に登場するセリフ「くち紐をほどいてやれ」 ‘Loosen his boots’。ちなみにはイタリア語でbassa voce「小声」。英語でluteは「高音の弦楽器」、bassは「低音の弦楽器」。, from good start to happy finish the truly catholic assemblage gathered together in that king’s treat houseゲイエティ劇場はダブリンの南キングス通りにある。 of satin alustrelike above floats and footlights from their assbawlveldts英語でasphaltは「アスファルト」、assは「尻」、bawlは「大声で怒鳴る」、veldtは「草原」(特にアフリカ南部の大草原)。 and oxgangs unanimously to clapplaud英語でclapは「手を叩く」、applaudは「拍手する」。 (the inspiration of his lifetime and the hits of their careers) Mr Wallenstein16世紀〜17世紀ボヘミアの傭兵隊長ヴァレンシュタイン。1618年開戦の三十年戦争に関与した。 Washington Semperkelly’sアイルランド系アメリカ人の役者ウィリアム・ウァラス・ケリーは、ウィリアム・ゴーマン・ウィルズの演劇『皇帝の離婚』(A Royal Divorce)の財産権を有していた。同作は当時大ヒットしたので、ケリーもかなりの興行収入を得たと言われている。 immergreen英語でevergreenは「常緑」。ドイツ語でimmerは「常に」(=英語のever)、grünは「緑の」(=英語のgreen)、Immergrünは「ツルニチニチソウ」(=英語のperiwinkle)。エドガー・キネの『人類史の哲学入門』pp.367–368でジョイスのお気に入りの一節にもperiwinkleが登場する。 ‘Today, as in the days of Pliny and Columella, the hyacinth disports in Gaul, the periwinkle in Illyria, the daisy on the ruins of Numantia; and while around them the cities have changed masters and names, while some have ceased to exist, while the civilisations have collided with one another and shattered, their peaceful generations have passed through the ages, and have come up to us, one following the other, fresh and cheerful as on the days of the battles’. tourers in a command performance by special request with the courteous permission for pious purposes the homedromed and enliventh英語でhundred and elevenは「111」、humdrumは「平凡な」「単調な」。 performance of problem passion play聖書を題材にした 中世の演劇ジャンル「受難劇」(passion play)。復活祭(イースター)の前の週に上演された。社会問題を題材とした19世紀の演劇ジャンル「社会問題演劇」(problem play)。環境汚染や貧困や売春など、深刻な社会問題を扱った。 of the millentury, running strong since creation, A Royal Divorce19世紀アイルランドの作家ウィリアム・G・ウィルズによる演劇『皇帝の離婚』(A Royal Divorce)。皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの離婚が描かれた。ジョイスはウィルズの単著作品だと考えている節があるが、実際には共著者として同時期のイギリスの作家メアリー・ヘレン・ホワイトがいた。, then near the approach towards the summit of its climaxリムリック出身の世界的ソプラノ歌手キャサリン・ヘイズの母親は、娘が歌手として出世したときに、その喜びを ‘I’m at the summit of my climax’と表現した(ジョイスの短篇「母親」に登場する母親を彷彿とさせる)。, with ambitious interval band selections from The Bo’ Girlアイルランド出身の作家マイケル・ウィリアム・バルフによる演劇『ボヘミアの少女』。作中のアリア ‘I Dreamt That I Dwelt in Marble Halls’()は、ジョイスの短篇「土くれ」の結びに引用されている。英語でboy-girlは「男っぽい女の子」。アイルランド語でbóは「牛」。 and The Lily19世紀アイルランドの作家ディオン・ブーシコーのヒット劇The Colleen Bawn, or The Brides of Garryowenに基づく、ジュリウス・ベネディクト作で1862年初演の作品The Lily of Killarney。アイルランド英語でcolleen bawnは「白い女性」「清らかな女性」(=アイルランド語のcailín bán)。 on all horserie show command nights from his viceregal booth19世紀アメリカの俳優ジョン・ウィルクス・ブース。リンカーンを劇場で暗殺したことで有名。英語でviceregalは「副王の」「総督の」。 (his bossalonerイタリアで中折れ帽を作っていたボルサリーノ社(Borsalino)。ジョイスも愛用していた。英語スラングでlonerは「孤独なやつ」。 is ceilinged

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音声解説
there a cuckoospit英語でcuckoo spitは「アワフキムシの出す泡」、cockpitは「乗り物のコックピット」。 less eminent than the redritualhoodsグリム童話にもなっている「赤ずきん」(Little Red Riding Hood)。 of Maccabe and Cullen19世紀ダブリンの大司教エドワード・マッケイブ(Edward MacCabe)とポール・カレン(Paul Cullen)。ジョイスの『若き芸術家の肖像』第1章の夕食のシーンではサイモン・デダラスが嘲笑を込めてカレンに言及する。 ‘—O, by God, he cried, I forgot little old Paul Cullen! Another apple of God’s eye!’) where, a veritable Napoleon the Nth, our worldstage’s practical jokepiece and retired cecelticocommediantダンテの『神曲』(Divina Commedia)。イタリア語でcommedianteは「三流役者」。 in his own wise this folksforefather英語でhis folk’s forefatherは「彼の民の父祖」。デンマーク語でfolkeforfatterは「国民的作家」。 all of the time sat having the entirety of his house about him, with the invariable broadstretched kerchief cooling his whole neck, nape and shoulderblades and in a wardrobe panelled tuxedo completely thrown back from a shirt well entitled a swallowall, on every point far outstarching the laundered clawhammers英語でclaw hammerは「釘抜き金槌」「燕尾服」「クローハマーコート」。 and marbletopped highboy英語のhighboyは「高脚付き洋ダンス」(=tallboy)、oboeは「楽器のオーボエ」。s of the pit stalls and early amphitheatre古代ギリシアや古代ローマの円形闘技場(Colosseum)。英語でamphitheatreは「円形劇場」「半円形のひな壇式観客席」。. The piece was this: look at the lamps. The cast was thus: see under the clock. Ladies circle: cloaks may be left. Pit, prommer and parterre, standing room only.英語の演劇用語でpitとparterreは「劇場の平土間(の観客)」、prommerは「プロムナードコンサート」。 Habituels conspicuously emergentHCE。フランス語でhabituéは「常連さん」。.
  A baser meaning has been read into these characters the literal sense of which decency can safely scarcely hint. It has been blurtingly bruited by certain wisecrackers英語でwisecrackは「気のきいた言葉」「嫌味」「皮肉を言う」。 (the stinks of Mohoratアラファト山(Mount Arafat)。ヘブライ語でmokhorath(מָחֳרָת)は「明日」。 are in the nightplotsフランス語でvase de nuit(=英語のpot of night)は「トイレ」(≒chamber pot)。 of the morning), that he suffered from a vile disease. Athma,ヒンドゥー教の概念アートマン(真我、Ātman)。英語でathmaは「喘息」。 unmanner them! To such a suggestion the one selfrespecting answer is to affirm that there are certain statements which ought not to be, and one should like to hope to be able to add, ought not to be allowed to be made.文芸誌Quarterly Review 第238号掲載の『ユリシーズ』評の一節。 ‘When we are given the details of the skin disease of an Irish peer, famous for his benefactions, we feel a genuine dislike of the writer. There are some things which cannot and, we should like to be able to say, shall not be done’. 評者のシェイン・レスリーは『ユリシーズ』に対して極端に否定的だった(詳しくはこちら)。 Nor have his detractors, who, an imperfectly warmbloodedDaily Mail紙の1922年11月15日号の記事の一節。「ハリネズミやコウモリやヤマネコは […] 不完全に温血な生物であり […] 気温が下がると[…] 意識を失う」(‘hedgehog, dormouse and bat are examples of creatures which have only […] reached an imperfectly warm-blooded state […]. So at […] cold weather they […] lapse into a state of unconsciousness’)。 race, apparently conceive him as a great white caterpillar19世紀〜20世紀イギリスの文筆家コリン・キャンベルがオスカー・ワイルドにつけたあだ名(詳しくはこちら)。ジョージ・バーナード・ショーは「オスカー・ワイルドの思い出」にて次のように回想した。 ‘Oscar was an overgrown man, with something not quite normal about his bigness: something that made Lady Colin Campbell, who hated him, describe him as “that great white caterpillar”’. capable of any and every enormity in the calendar recorded to the discredit of the Juke and Kellikekリチャード・ダグデイル(Richard Dugdale)のThe Jukes: A Study in Crime, Pauperism, Disease and Heredity (1877)。ヘンリー・ゴダード(Henry Goddard)のThe Kallikak Family: A Study in the Heredity of Feeble-Mindedness (1912)。いずれも優生学に基づく社会政策を擁護した著作であり、ジューク家とカリカック家という家系が研究対象にされた。 families, mended their case by insinuating that, alternately, he lay at one time under the ludicrous imputation of annoying Welsh fusiliers17世紀創設の王立ウェールズ燧石銃連隊(Royal Welsh Fusiliers)。ボイン川の戦いでウィレム3世の側について戦った他、半島戦争やワーテルローの戦いではウェリントン公爵の側について戦った。 in the people’s park. Hay, hay, hay! Hoq, hoq, hoq! Faun and Flora on the lea love that little old joq.19世紀アメリカで作曲され、酒の席で歌われたポップソング「茶色の小瓶」()のサビ ‘Ha, ha, ha, you and me, little brown jug don’t I love thee’。原曲では小瓶に酒が入っているが、日本語版は童謡であり、瓶にも酒ではなくお茶やジュースや牛乳などが入っている()。英語でfauna and floraは「動植物相」。 To anyone who knew and loved the christlikeness of the big cleanminded giant H. C. Earwicker throughout his excellency long vicefreegalアイルランド総督(Viceroy)の正式名称 ‘His Excellency the Viceroy’。『ユリシーズ』第10挿話「さまよう岩々」の終盤にも登場する。英語でviceregalは「総督の」(Viceroyの形容詞形)。 existence the mere suggestion of him as a lustsleuth nosing for trouble in a boobytrap rings particularly preposterous. Truth, beard on prophet, compels one to add that there is said to have been quondam (pfuit! pfuit!)キケロー『カティリナ弾劾演説』の一節「あった、ある日あった」(‘Fuit, fuit ista quondam’)。フランス語でfuitは「(彼・彼女が)逃げる」。ラテン語でquondamは「それ以前」「ある時」。 some case of the kind implicating, it is interdumラテン語でinterdumは「時々」。 believed, a quidamカトリック教会の祈り ‘quoniam tu solus sanctus, tu solus dominus’(英訳すると ‘Because You alone are Holy, You alone are the Lord’)。ラテン語でquidamは「誰か」。中英語でquoniamは「子宮」。 (if he did not exist it would be necessary quoniam to invent him)ヴォルテールの書簡の一節「もし神が存在しないのなら、神を創りだす必要があるだろう」(« Si Dieu n’existait pas, il faudrait l’inventer »)。 abhout that time stambuling古風な英語でStamboulは「イスタンブール」。英語でstumbleは「つまづく」「よろめく」。 haround『千一夜物語』に登場するイスラム帝王(カリフ)ハールーン・アッ゠ラシード(Hārūn al-Rashīd)。英語でaroundは「そこらを」。

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音声解説
Dumbalingダブリン(Dublin)。英語でambulateは「歩き回る」。 in leaky sneakers with his tarrk record英語でdarkは「暗い」、starkは「際立った」。フィンランド語でtarkkaは「正確な」。 who has remained topantically古代ギリシア語でπαντηは「あらゆる所に」「あらゆる面で」、τόは単数形の中性名詞に付く冠詞。 anonymos but (let us hue him Abdullah Gamellaxarksky)預言者ムハンマドの父アブドゥラ(Abdullah)。デンマーク語でgammelは「老いた」、laksは「鮭」。フランス語でarc-en-cielは「虹」。英語でhueは「色」、hue and cryは「騒動」。 was, it is stated, posted at Mallon’sフェニックス公園殺人事件が起こったとき、ダブリンの警察署長はジョン・マロンだった。 at the instance of watch warriors of the vigilance committeeボストンの団体Watch and Ward Society。アイルランドの団体The Irish Vigilance Association。どちらも世俗的な読み物から敬虔なキリスト教徒を「守る」目的でつくられた。 and years afterwards, cries one even greater, Ibid学術論文の引用で同じ引用元を繰り返す時に使うラテン語短縮句ibid.(元の語形はibidem)。英語圏のジョークに「世界で最も引用されている学者は誰?」「Ibidさん」がある。古アイルランド語でibidは「飲む」。, a commender of the frightfulカリフの形容辞「信心深き者たちの指導者」(Commander of the Faithful)。, seemingly, unto such as were sulhan satedイスラム教国の君主スルターン。フィンランド語でsulhanenは「フィアンセ」「花婿」。, tropped head (pfiat! pfiat!)旧約聖書「創世記」1:3「神は「光あれ」(fiat lux)と言われた。すると光があった」。ドイツ語でPfiat di!は「じゃあね!」。ラテン語でfiatは「~あれ」。 waiting his first of the month froodsユダヤ教で太陽暦の5月または6月に行われる収穫祭シャブオット turn for thatt chopp pah kabbakksメッカの中心に位置する黒い立方体の建造物カアバ(Ka’aba)。フィンランド語でkappakは「酒場」。 alicubiラテン語でalicubiは「どこかで」「他の場所で」。 on the old houseダブリンのホーキンズ通りにあるシアター・ロイヤル劇場の通称Old House for the chargehard, Roche Haddocksレ・ファニュ『墓地に建つ館』の登場人物ローチ神父。18世紀アイルランド議員のボイル・ローチ。ローチ議員はぎこちない言葉遊びやつまらない駄洒落を頻繁に口にすることで有名だった。ユダヤ教で新月の日に祝われる祭日のロシ・コデシュ(Rosh Chodesh)。 off Hawkins Streetダブリンのホーキンス通りにある劇場「シアター・ロイヤル」。現在はSmock Alley Theatreとして運営されている。伝統曲 ‘Tim Finnegan’s Wake’()のティム・フィネガンが暮らしていたウォーキンズ通り(Walkin Street)。. Lowe,レ・ファニュ『墓地に建つ館』の登場人物オリバー・ロー(Oliver Lowe)。 you blondy liar, Gob scene you「創世記」3:7–11でアダムが神に目撃される場面。「すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」」。英語でobsceneは「卑猥な」、sceneは「場面」。 in the narked place英語でnakedは「裸の」。英語スラングでnarkは「警察への密告者」。18世紀〜19世紀アイルランドの政治家トマス・レイノルズは、1797年にユナイテッド・アイリッシュメンが当時のダブリン政府の重役の暗殺を企てていた際に、仲間を裏切ってダブリン城へ密告をし、政府から5,000ポンドを受け取り、さらに年間1,000ポンドの年金も保証された。結果として、レイノルズはユナイテッド・アイリッシュメンから何度か暗殺されそうになった。 and she what’s edith ar home defileth these boyles!18世紀アイルランド議員のボイル・ローチ。旧約聖書「詩篇」68:11–12「大いなる群れは言う、「もろもろの軍勢の王たちは逃げ去り、逃げ去った」と。家にとどまる女たちは獲物を分ける」(‘Kings of armies flee, they flee, And she who remains at home divides the spoil’)。 There’s a cabful of bashアイルランド語でcabは「口」。英語でmashは「マッシュポテト」。 indeed in the homeur of that meal古代ギリシアの詩人ホメロス(Homer)は、故郷に流れるメレス川にちなんで「メレスの息子」(son of Meles)と呼ばれていた。フランス語でhonneurは「名誉」。. Slander, let it lie its flattest, has never been able to convict our good and great and no ordinary Southron Earwickerスコットランド人はイングランド人を「南から来た人」(Southron)と呼んだ。, that homogenius manラテン語でhomoは「人間」。英語でgeniusは「天才」、homogeneousは「均質な」「一様な」。, as pious author called him, of any graver impropriety than that, advanced by some woodwards or regarders英語でwoodwardとregarderはともに「林務官」(詳しくはこちら)。McHughによるとwoodwards and regardersは「鹿守林務官」だが、典拠不明。, who did not dare deny, the shomersユダヤ法用語でshomerは「他者の所有物の合法的管理人」。, that they had, chin Ted, chin Tam, chinchin Taffydノアの三人息子のセム、ハム、ヤペテ(Shem, Ham, Japheth)。童謡 ‘Taffy was a Welshman’()。英語スラングでTamは「スコットランド人」、Taffyは「ウェールズ人」。, that day consumed their soul of the corn新約聖書「ヨハネによる福音書」12:24「よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる」(King James版の英訳は ‘Verily, verily, I say unto you, Except a corn of wheat fall into the ground and die, it abideth alone: but if it die, it bringeth forth much fruit’)。古代エジプトの神オシリスは穀物の擬人化であり、死とともにエジプトの大地に豊穣をもたらした。英語でspiritは「魂」「蒸留酒」、cornは「穀物」「トウモロコシ」。, of having behaved with ongentilmensky英語でungentlemanlyは「紳士的でない」、gentileは「異教徒」(特にユダヤ教徒から区別されるキリスト教徒)、enskyは「天に昇らせる」。 immodus opposite a pair of dainty maidservants in the swoolth英語でswellは「地形の隆起」「なだらかな丘」、swoonは「恍惚」「卒倒」、woolは「羊毛」、wealthは「富」。 of the rushy hollowフェニックス公園内のくぼ地「ホロー」(The Hollow)。英語でrushは「藺草」(名詞)、「急ぐ」「急きたてる」(動詞)。 whither, or so the two gown and pinner女中用の小さいエプロンのピナフォア(pinnafore, pinny)。英語でpinnerは「ピンで留める人」「垂れ縁を両側にピンで留めた帽子」。s pleaded, dame nature in all innocency had spontaneously and about the same hour of the eventide sent them both but whose published combinations of silkinlaineフランス語でlaineは「羊毛」「毛織物」。英語でsilkは「絹」「絹織物」。イギリス英語でsilkは「勅選弁護士の絹製のガウン」。 testimonies are, where not dubiously pure, visibly divergent, as wapt from wept英語でwarpは「織物の縦糸」、weftは「織物の横糸」、weptは「泣いた」。, on minor points touching the intimate nature of this, a first offence in vert or venison中世イギリスにおける森林伐採や狩りに関する法律「緑林と猟獣」(Vert and Venison)。 which was admittedly an incautious but, at its wildest, a partial exposure with such attenuating circumstances (garthen gaddeth green hwere sokeman brideth girling)中世イギリスのコモン・ローの用語でsokeは「土地所有農業労働」、sokemanは「小作人」、garthは「区画された土地」。 as an abnormal Saint Swithin’s summer9世紀イギリスの聖スウィズン(Swithin)や彼を記念したイギリスの祝日「聖スウィズンの夏」(7月15日)。伝説によると、7月15日に聖スウィズンの遺骨が埋葬場所から大聖堂内の社へと移動され、これに怒った同聖人は大嵐を40日間起こした。そのため、7月15日の天候がその後40日間続くと言われる(詳しくはこちら)。 and (Jesses Rosasharon!)アメリカの作曲家チャールズ・ガブリエルが1921年に作った賛美歌 ‘Jesus, Rose of Sharon’()。歌の起源には諸説あるが、「雅歌」2:1「わたしはシャロンのばら、谷のゆりです」が有力(詳しくはこちら)。 a ripe occasion to provoke it.
  We can’t do without them.15世紀の司祭デジデリウス・エラスムスの『格言集』の一節「人生にいてもいなくても困る、それが女性だ」。 Wives, rush to the restyours! Ofman will tomanイランの公式通貨トマン(toman)。アイルランドの愛国歌 ‘The Memory of the Dead’()の歌詞 ‘Of true men, like you, men’。『ユリシーズ』第12挿話で「市民」(Citizen)がブルームをにらみつけて乾杯するときにもこの曲名を言う(‘—The memory of the dead, says the citizen taking up his pintglass and glaring at Bloom’)。アイルランド語でtomanは「小さな丘」。 while led is the lolヴォラピュク混じりの英語でled is the lolは「薔薇は赤い」。人工言語ヴォラピュクにおいてrは使えないため、lに置き換えられる。単語の語尾は必ず子音で終わる必要があるため、roseのeは取り除く。また、sは複数形を表す場合のみ使用可能なので、他の文字に置き換えられる。以上から、roseはlolに変わり、redはledになる。. Zessid’s our kademヴォラピュクでzesüdは「必要性」「必然性」、kadamは「学校」「学院」。, villapleach英語でvillaは「田舎の別荘」、pleachは「木の枝が絡まりあって作られた生垣」。, vollapluck1880年頃にドイツの神父ヨハン・マルティン・シュライヤーによって作られた人工言語ヴォラピュク(詳しくはこちら)。ジョイスが参照したのはオットー・イェスペルセン『国際言語』だが、この本でイェスペルセンは普遍的な国際言語の必要性を力説した。ドイツ語でvollは「満ちた」。英語でpluckは名詞形では「勇気」、動詞形では「摘む」。. FikupヴォラピュクでFikopは「アフリカ」。英語スラングでfuck upは「台無しにする」。, for flesh nelly『若き芸術家の肖像』第3章の冒頭で、スティーヴンが娼館に行く場面に ‘Fresh Nelly’という娼婦が出てくる。ヴォラピュクでNelijは「イギリス」。, el mundo nov, zole flenポルトガル語でel mundo novoは「新世界」。ヴォラピュクでflenは「友」。英語でold friendは「旧知の友」。! If she’s a lilyth, pull early!ALP。ジョナサン・スウィフトの小説『ガリヴァー旅行記』に登場するリリパット王国(Liliput)。旧約聖書のリリス。19世紀アイルランドの作家ディオン・ブーシコーのヒット劇The Colleen Bawn, or The Brides of Garryowenに基づく、ジュリウス・ベネディクト作で1862年初演の作品The Lily of Killarney Pauline, allow!聖パウロは、キリスト教信者とそうでない者が結婚し、結果として信者が信仰の実践を阻まれてしまう場合は、離婚が許されると説いた。英語でPaulineは「パウロ派」。 And malersドイツ語でMalerは「画家」「塗装工」。英語でmailerは「郵便物の発送者」「封筒」、maleは「雄(の生物)」。 abushed, keep black, keep black!かつてアフリカ大陸の南部から東部にかけて広く暮らしていた狩猟採集民族サン人の別名Bushmen。英語でkeep back!は「下がって!」、blackは「黒」、ambushed「不意打ちを受ける」。 Guiltless of much laid to him he was clearly for once at least he clearly expressed himselfHCE。それにしても、『フィネガンズ・ウェイク』において何かが「明快に言われる」(‘clearly expressed’)などということがありえるのだろうか。 as being with still a trace of his erstwhile burr英語でburrは「ノーサンバーランドのRの発音」転じて「強い訛り」。ウォロフ語でbuurは「権力」。アルフレッド・グレーヴス『アイルランドの音楽と文学の研究』p.179によると、サセックス英語でburrは「訛り」。『ウェイク』p.30によるとHCEの一族の出身地はイギリス南部サセックスのシドルシャム村なので、ここからは「HCEのサセックス訛り」と「サセックスの方言でいうところの訛り」の二重の意味が読み取れる。 and hence it has been received of

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音声解説
us that it is true. They tell the story (an amalgam as absorbing as calzium chloereydes古代ギリシアの恋愛物語『ダフニスとクロエ』。英語でcalcium chlorideは「塩化カルシウム」(吸湿性の物質)、absorbingは「吸収する」「引き込まれる」。イタリア語でcalzinoは「靴下」。古代ギリシア語でχλωρόςは「緑色」。 and hydrophobe sponges英語でhydrphobeは「疎水性物質」。英語でspongeは「スポンジ」。英語スラングでspongeは「たかり」。『ユリシーズ』のスティーヴンは水が苦手らしく、また貧しかったため他の人にたかることがままあった。ちなみにジョイスは水が嫌いで、娘のルチアは泳ぐのが好きだった。 could make it) how one happygogusty ides-of-Aprilローマ暦の中央の日(Ides)。3月だと15日、4月だと13日。ユリウス・カエサルが元老院の議場で刺殺された日アイズ・オブ・マーチ(Ides of March)。1742年4月13日にはヘンデルの「メサイア」()がダブリンで初めて演じられた。1829年4月13日にはアイルランドでカトリック教徒に投票権が認められた。 morning (the anniversary as it fell out of his first assumption聖母マリアの被昇天(Assumption of the Virgin Mary)。カトリックの祝祭日であり、8月15日に祝われる。 of his mirthday suit英語でin a birthday suitは「裸で」(生まれた時は裸であるため)。 and rights in appurtenanceイギリスの法律用語でappurtenance「従物権」(土地などの財産を自由に使う権利)。 to the confusioning孔子(Confucius)。英語でconfuseは「混乱する」、fusionは「融合」。 of human races) ages and ages after the alleged misdemeanour when the tried friend of all creation, tigerwood roadstaff旧約聖書「詩篇」23:3–4「主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえは(thy rod and thy staff)わたしを慰めます」。英語でtigerwoodは「縞模様の木材」、roadstaffは「道杖」。現代的にはタイガー・ウッズ……ではない。 to his stay, was billowing across the wide expanse of our greatest parkダブリン西部のフェニックス公園。アイルランド国内では最大面積の公園。 in his caoutchouc kepiここからHCEの服装が7つの装具の列挙という形で描写される。詳しくはこちら。フランス語でcaoutchoucは「ゴム製のレインコート」、kepiは「軍帽」。 and great beltデンマークのグレート・ベルト海峡(Great Belt)。 and hideinsacksドイツ語でHeidensachseは「異邦人のザクセン人」。英語でhide-and-seekは「隠れんぼ」。 and his blaufunxホッキョクギツネ(Arctic fox, Blue Fox)。英語スラングでblue funkは「とてつもない恐怖」。ドイツ語でblauは「青い」。 fustian and ironsides17世紀のイギリス人侵略者オリヴァー・クロムウェルのあだ名「往年の剛勇者」(Old Ironside)と、それにちなんだ鉄騎隊。クヌート王に対する反乱を先導したアングロ・サクソン王のエドマンド・アイアンサイド jackboots膝上まである革製の長靴ジャックブーツ。英語の慣用句でjackbootsは「専制」「弾圧的な支配」(ナチの軍人がジャックブーツを着用していたため)。 and Bhagafat gaitersヒンドゥー教の聖典『バガヴァッド・ギーター』。脚を蛇から守る防具ゲートル and his rubberised invernessスコットランドの町インヴァネス(Inverness)。シェイクスピアの『マクベス』の王城の所在地でもある。, he met a cad with a pipe『ウェイク』における謎多き重要人物「パイプを咥えた黠奴」。アイルランド語を話す。『ユリシーズ』のマキントッシュに匹敵するくらい謎が多い。ルネ・マグリットの絵画『イメージの裏切り』(パイプをモチーフとしている)。英語でcadは「下劣な男」。. The latter, the luciferant『ユリシーズ』の第15挿話「キルケ」でスティーヴンは ‘lucifer match’に火をつける。ジョイスの娘ルチア。キリスト教ではサタンとほぼ同じ位置の堕天使ルシファー明けの明星として表象されることもある)。英語でluciferinは「蛍の光源」「発光素」。 not the oriuolate古風なイタリア語でoriuoloは「時計」、oriuolateは「時計を持つ者」。19世紀イギリスの作家チャールズ・ディケンズが1840年4月から1841年12月まで刊行していた週刊誌Master Humphrey’s Clock (who, the odds are, is still berting dagaboutフランク王国メロヴィング朝4代目国王ダゴベルト1世。古アイルランド語でbertは「(判決・判断を)下す」「運ぶ」「(子を)産む」(動詞)、「戯れ」「服」「重荷」(名詞)。英語でgadaboutは「噂話が好きな物好き」。 in the same straw bamerアイルランド英語でbamerは「麦わら帽子」(出典はMcHughだが、典拠不明)。, carryin his overgoat under his schulder, sheepside out,民謡 ‘Brian O’Lynn’()の歌詞 ‘Bryan O’Lynn had no breeches to wear / He got him a sheepskin to make him a pair, / With the fleshy side out and the woolly side in, / “Whoo, they’re pleasant and cool” says Bryan O’Lynn’。英語でgoatは「山羊」、sheepは「羊」。ドイツ語でSchuldは「罪」「罪悪感」。 so as to look more like a coumfry gentlemanドイツ語でkaum freiは「ほとんど自由でない」(=英語のhardly free)。英語でcountry gentlemanは「田舎住まいの紳士」。 and signing the pledge英語の慣用句でsign the pledgeは「断酒の約束をする」。『ダブリナーズ』所収の短篇「下宿屋」(‘The Boarding House’)の冒頭におけるムーニー氏の酒癖の悪さの描写にも登場する(‘He drank, plundered the till, ran headlong into debt. It was no use making him take the pledge: he was sure to break out again a few days after’)。 as gaily as you please) hardily accosted him with: Guinness thaw tool in jew me dinner ouzel fin?アイルランド語で ‘Conas atá tú inniu mo dhuine uasal fionn?’は「紳士殿、本日はご機嫌いかが?」。ギネスビール。1695年にアイルランドを出航して難破し、1700年に残骸がみつかった商業用のガレー船ウーゼル・ガレー(The Ouzel Galley)とそれにちなんで1705年に発足した商工会系組織ウーゼル・ガレー協会。英語でJewは「ユダヤ人」(若干侮蔑的)、ouzelは「クロウタドリ」転じて「黒人」。 (a nice how-do-you-do in Poolblackダブリン湾のプールベグ灯台(Poolbeg Lighthouse)。『ダブリナーズ』の短篇「遭遇」(‘An Encounter’)で少年たちはこの灯台を目指して冒険に出る。アイルランド語でlinn dubhは「黒い水たまり」(ダブリンの名前の由来、英語に逐語訳するとpool black)。 at the time as some of our olddaisers may still tremblingly recall) to ask could he tell him how much a clock it wasドイツ語でWieviel Uhr ist es?は「今、何時?」(英語に逐語訳するとhow much time is it?)。 that the clock struck had he any idea by cock’s luck as his watch was bradys19世紀アイルランドの無敵革命党員ジョー・ブレイディー(Joe Brady)。1882年のフェニックス公園殺人事件の首謀者のひとり。古代ギリシア語でβραδύςは「遅い」。. Hesitency was clearly to be evitatedHCE。リチャード・ピゴットがパーネルへ濡れ衣を着せようとして捏造した手紙ではhesitancyがhesitencyと誤って綴られており、これはピゴットがよく犯すミスだったため、後に証拠の捏造が発覚した。. Execration as cleverly to be honnisoidガーター勲章のスローガン「それを悪と思う人は糾弾されよ」(‘honi soit qui mal y pense’)。英語でhomicideは「殺人」。. The Earwicker of that spurring instant, realising on fundamental liberal principles the supreme importance, nexally and noxallyラテン語でnexumは「借金」、nexは「殺人」、noxaとnoxalisはともに「被害」「有害」。古代ローマにおいて債務者は債務不履行に陥ると債権者の奴隷になり、また奴隷や家畜の価値を損ねた主人に対しては ‘actio noxalis’という訴訟が行われた。, of physical life (the nearest help relay being pingping1900年に清国で起こった義和団の乱(Boxer Rebellion)では「北平」(Peiping)が略奪された。ボクシングのゴングの音(ping-ping!)。 K. O. Sempatrick’s Day and the fenian risingセム(Shem)。1916年イースター蜂起(Easter Rising)。英語でfenianは「フィーニアン」(アイルランドの過激派ナショナリスト)。McHughの解釈では「キメジ郊外1767」という電話番号。聖パトリックの日が17日、フェニアン蜂起が1867年で、KOはKimmage Outerらしい(Annotations to ‘Finngenans Wake’)。) and unwishful as he felt of being hurled into eternity right then, plugged英語スラングでpluggedは「銃撃される」。 by a softnosed bullet英語でsoft-nosed bulletは「ダムダム弾」。1916年イースター蜂起で共和派が使った。 from the sap, halted, quick on the draw, and replyin that he was feelin tipstaff英語の法廷用語でtipstaffは「法廷警吏」。国によって地位や役割は異なる。短い杖に象徴されることからそう呼ばれる。, cue, prodooced from his gunpocket his Jurgensen’sスイスの時計ブランドのヤーゲンセン(Jürgensen)。19世紀ノルウェーで開発されたクラッグ・ヨルゲンセン・ライフル(Krag-Jørgensen)。 shrapnel waterburyコネチカット州の町ウォーターベリー。真鍮の製造で有名だった。同地にある時計会社Waterbury Watch Company。1880年に創業し、手頃な値段の時計を一般向けに製造した(詳細はこちら)。, ours by communionism英語でcommunionは「聖体拝領」、communismは「共産主義」。, his by usucapture古代ローマ法における概念「使用取得」(usucaption)。一定期間の使用によって財産の所有権を得ること。, but, on the same stroke, hearing above the skirling of harsh Mother Eastアメリカの童話作家ソーントン・バージェスの作品集 ‘Old Mother West Wind’(Old Mother West Windが様々な童話を語り聞かせてくれる)。英語でskirlingは「バグパイプが鳴らす金切り音」。 old Fox Goodman1880年代ダブリンの裁判秘書官ジョン・フォックス・グッドマン。パーネル裁判を担当した。12世紀フランス発祥の物語群『狐物語』。, the bellmaster, over the wastes to south, at work upon the ten ton tonuant thunderous tenor toller19世紀初頭の「エインズブリーの巨人」ジェームズ・トラー(James Toller)。1815年にロシア皇帝とプロイセン国王へ紹介され、1816年にはオランダの小人サイモン・パープと一緒に旅をした後、1828年にわずか30歳の若さで亡くなった。身長は8フィート6インチ=約2.6メートル。 in the speckled churchスコットランドの町フォルカークのスコットランド・ゲール語の名称An Eaglais Bhreac(英訳すると ‘the speckled church’)。18世紀から19世紀にかけて製鉄の中心地だった。 (Couhounin’s call!中世アイルランドの神話的人物クー・クリン(Cú Chulainn、クー・フリンとも)。イェイツらとアベイ座を共同創設したグレゴリー夫人が、1902年にクー・クリン口承を含む『アルスター物語群』を書き取って英訳し刊行した。20世紀のアイルランド文芸復興運動でかなり持ち上げられた物語でもある。) told the inquiring kidder, by Jehova, it was twelve of em sidereal and tankard time,イスラエルの12の民。12星座と恒星にもとづく占星術。英語でsidereal timeは「恒星時」、tankardは「ジョッキ」。 adding, buttall, as he bended deeply with smoked sardinish breath to give more pondusラテン語でpondusは「重さ」(英語の重さの単位「ポンド」の語源)。 to the copperstick he presented (though this seems in some cumfusium孔子(Confucius)。英語スラングでcumは「射精」。 with the chapstuck

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音声解説
ginger which, as being of sours, acids, salts, sweets and bitters compompounded, we know him to have used as chawchaw for bone, muscle, blood, flesh and vimvital漢方医学の「五味」と、その効能がおよぶ対象が列挙されている。中国医学の三大古典のひとつ『黄帝内経』では、中国医学の人体の根底にある5つの層が『ウェイク』のこの箇所に列挙されているように定義されている。), that whereas the hakusay18世紀〜19世紀日本の浮世絵師北斎。日本語の「白菜」「白状」「吐く」。英語でsayは「言う」。 accusation againstm had been made, what was known in high quarters as was stood stated in Morganspostドイツの新聞Berliner Morgenpostやイギリスの新聞The Morning Post。ダブリンで発行されていたDublin Morning Post。アーサー王伝説の登場人物、アーサーの異父姉にして森の魔女のモーガン・ル・フェイ, by a creature in youman form who was quite beneath parr152歳まで生きたと言われる伝説の長老トマス・パー(Thomas Parr)。実際にウェストミンスターの墓碑には「1483年生 1635年没」と彫られている。 and several degrees lower than yore triplehydrad snake1922年6月3日付けのDaily Mailの記事より、エディット・トムソンとフレデリック・バイウォーターズによるパーシー・トムソン殺害事件の裁判におけるバイウォーターズの証言からの引用。 ‘The reason I fought with Thompson was because he never acted like a man to his wife. He always seemed several degrees lower than a snake’.. In greater support of his word (it, quaint anticipation of a famous phraseサー・アルフレッド・ロビンズ『パーネル最後の5年間』p.145からの引用。 ‘Labouchere […] bitterly complained one night in the Lobby that the Nationalist leader, after getting up in the House and boasting what he could prove, had not as much as a scrap of paper — quaint anticipation of a long-afterwards fatal phrase — to back him up’., has been reconstricted out of oral style into the verbal for all time with ritual rhythmics,フランスの人類学者マルセル・ジュスの本『言語心理学試論――音声原動力の発話スタイルのリズムと記憶術』(導入はこちら)。 in quiritaryラテン語でquiritesは「ローマ市民が有していた諸権利」、quirisは「槍」(=curis)。ローマの市民権が従軍の義務と結びついていたことを示す。 quietude, and toosammenstuckedドイツ語でzusammenstückelnは「(寄せ集めて)継ぎ合わせる」。 from successive accounts by Noah Websterアメリカの標準英語のつづりを確立し、アメリカ初の英語辞書を刊行したノア・ウェブスター。ウェブスターの名を冠する辞書は今日でも広く利用されている。 in the redaction known as the Sayings Attributive of H. C. Earwicker, prize on schillings, postlotsロシア語でポシュロスト(пошлость)は「自己満足的な通俗性」「悪趣味」(≒英語のkitsch)。 free), the flaxen Gygas古代の国王リュディアのギュゲス。ヘロドトスによると、前王のカンダウレスは自分の妻ニュッシアを世界で最も美しい女性だと豪語し、それを手下のギュゲスに証明しようとして、ギュゲスに臥所を覗き見するように命じる。しかし、ギュゲスに気付いたニュッシアはギュゲスに「カンダウレス王を殺すか、あるいは自分が死ぬか」という二択を突きつけた。こうしたギュゲスは夜に寝ているカンダウレスを暗殺し、リュディアの新王になった。プラトンの「ギュゲスの指輪」もこれに着想を得ているかもしれないが、ヘロドトスの文献には指輪にかんする記述がない。 tapped his chronometrum英語でchronometerは「高精度の腕時計」。ラテン語風の語尾-trumにすることで、直後のdrumdrumと韻を踏ませている。 drumdrum and, now standing full erect, above the ambijacent英語でambi-は「両方の」「二重の」(接頭辞)、adjacentは「隣接した」。 floodplain, scene of its happening, with one Berlin gauntlet英語でgauntletは「籠手」「武装用手袋」「長手袋」、Berlin glovesは「薄手の白い手袋」(執事や給仕係が常用した)。 chopstuck in the hough of his ellbogeCHE⇒HCE。英語でchopsticksは「箸」。ドイツ語でEllbogenは「肘」。 (by ancientest signlore his gesture meaning: 8!) pointed at an angle of thirtytwo degrees『ユリシーズ』第5挿話「ライストリュゴネス族」でブルームが思い浮かべる自由落下の加速度「毎秒32フィート毎秒」(‘Thirtytwo feet per second per second’ )や、第12挿話「キュクロプス」の結末部でブルームが立ち去るときの描写「45度の角度で」(‘at an angle of forty-five degrees’)。 towards his duc de Fer’sフランス語でduc de ferは「鉄の公爵」。ウェリントン公爵のあだ名「鉄の公爵」(Iron Duke)。 overgrown milestoneフェニックス公園にあるウェリントン記念碑の愛称「伸びすぎ一里塚」(the overgrown milestone)。 as fellow to his gage and after a rendypresent pauseフランス語でrendez présentは「現前させる」「現在に呼び戻す」。 averred with solemn emotion’s fire旧約聖書「歴代志・下」7:1「ソロモンが祈り終ったとき、天から火が下って燔祭と犠牲を焼き、主の栄光が宮に満ちた」。: Shsh shake, co-comeraid! Me only, them five ones, he is equal combatHEC⇒HCE。. I have won straight. Hence my nonation wide hotel and creamery establishmentsHCE。 which for the honours of our mewmew mutual daughters, credit me, I am woowoo willing to take my stand, sir, upon the monument, that sign of our ruru redemption英語でmonumentは「記念碑」、sign of our redemptionは「我らの罪を贖う印」。, any hygienic day to this hour and to make my hoath to my sinnfinners20世紀アイルランドのナショナリスト政党シン・フェイン。アイルランドの独立を強く推進し、ときに過激な手段もいとわずに政治活動を行った。ジョイスは『ユリシーズ』第12挿話「キュクロプス」でシン・フェインのイデオロギーを痛烈に風刺している。, even if I get life for it, upon the Open Bible入会式をはじめ、フリーメイソンの儀式や催しにおいては聖書を開いた状態で祭壇の上に置くことが多い。 and before the Great Taskmaster’sミルトン「ソネット7番」の結びの一節 ‘All is, if I have grace to use it so / As ever in my great Task-Master’s eye’。英語でtask-masterは「親方」。 (I lift my hat!) and in the presence of the Deity Itself andwell of Bishop and Mrs Michanダブリン最古の教区教会「聖マイカン教会」。1095年にヴァイキング(主にデンマークのカトリック教徒たち)によって建造され、後にヘンリー8世によってイギリス国教会へ改宗され、17世紀以降はアイルランド聖公会の教会になった。18世紀にはヘンデルが「メサイア」()のアイルランド初演のリハーサルにこの教会を使ったと考えられている。 of High Church of EnglandHCE。イギリス国教会(Church of England)。高教会派(High Church)。 as of all such of said my immediate withdwellers and of every living soholeロンドンの芸術街ソーホー。ヘンリー8世が16世紀に都市を開発し、19世紀以降は芸術や娯楽で栄えた。 in every corner wheresoever of this globe in general which useth of my British to my backbone tongue and commutative justice匡正的正義(commutative justice)。アリストテレスの『ニコマコス倫理学』に端を発し、アクィナスへ受け継がれた。匡正的正義は個人間の損害賠償や不当利得などを裁く概念であるのに対して、分配的正義(distributive justice)は社会が各個人に対して公平であるかどうかを裁く概念。ただ、この区別は実は内容がないとする主張もある。 that there is not one tittle of truth, allow me to tell you, in that purest of fibfib fabrications英語でfibは「でま」、fabricationは「出まかせ」「偽造」。.
  Gaping Gillイギリスのヨークシャー州北部にある洞窟ゲイピング・ギル(Gaping Gill)。1999年まではイギリスで最も深い地下道だった。, swift to mate errthorsジョナサン・スウィフトとその愛人エステル・ジョンソン。雷神トール(Thor)。英語でmateは「交尾する」、errは「誤る」。, stern18世紀イギリスの作家ローレンス・スターン to checkself, (diagnosing through eustacetubeYoutube!?…は冗談として、耳を鼻や喉とつなげる「耳管」(Eustachian tube)。1066年イギリスのヘイスティングズの戦いで征服者ウィリアムの側について戦ったブローニュ伯ウスタシュ2世 that it was to make with a markedly

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音声解説
postpuberal hypertituitary脳下垂体(pituitary gland)からのホルモン分泌過多。英語でtitularは「有名無実の」「表題の」。 type of Heidelberg mannleich cavern ethicsHCE(Heidelberg mannleich cavern ethics)。ホモ・ハイデルベルゲンシス(Homo heidelbergensis、ドイツ語ではHeidelbergmensch)。ドイツ語でLeicheは「死体」、männlichは「男性の」「男らしい」。) luftedドイツ語でLuftは「空気」「風」「空」。ルフトハンザ航空の名前にも入っている。 his slopingforward19世紀〜20世紀イギリスの弁護士リチャード・パジェット卿Babel pp.84–85の一節 ‘Each word should […] be gesturally appropriate to its meaning, since then it becomes more natural and durable. Thus the pantomimic symbolism of tongue-gesture might be used in the invention of new words, so that […] Ă as in hat (written phonetically Æ) would represent a sloping forward’。, bad Sweatagoreベンガル地方の詩人でインドの国歌の作詞・英訳も行ったラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore)。キエフ大公国ルースの英雄(ボガティール)のスヴェタゴール good murrough12世紀アイルランドのレンスター王ダーモット・マクモロー。当時の上王ロドリック・オコナーによって失墜させられた後、ヘンリー2世の力を借りて復位を目論み、アングロ゠ノルマン侵攻を引き起こした。 and dublnotchダブリン(Dublin)。ロシア語でdobrie nocheは「おやすみ」。 on to it as he was greedly obliged, and like a sensible ham, with infinite tact in the delicate situation seen the touchy nature of its perilous theme, thanked um for guilders神聖ローマ帝国やオランダ帝国の昔の法定通貨ギルダー(guilder)。 received and time of day (not a little token abockドイツの強い黒ビール「ボック」。ドイツ語でBockは「ヤギ・ヒツジ・シカなどの雄」。フランス語でbockは「小ジョッキに入ったビール」。 allthe same that that was owl the God’s clock it was) and, upon humble duty to greet his Tyskministerミルトン「ソネット7番」の結びの一節 ‘All is, if I have grace to use it so / As ever in my great Task-Master’s eye’。英語でtask-masterは「親方」。デンマーク語でtyskは「ドイツの」。 and he shall gildthegap Gaper北欧神話で天地創造の前に存在した混沌ギンヌンガガプ。英語でgildは「金箔を貼る」、gapは「裂け目」。 and thee his a mouldy voids, went about his business, whoever it was, saluting corpses, as a metter of corseナポレオンの出生地コルシカ島(Corsica)。 (one could hound him out had one hart toシェイクスピア『十二夜』第1幕第1場の一節「その瞬間、私は心臓高鳴る鹿となり/私の願望は残虐な猟犬のごとく/あれから私を追い駆け続けている」(‘That instant was I turn’d into a hart; / And my desires, like fell and cruel hounds, / E’er since pursue me’)。ここでは公爵がオリヴィアへの恋心を表現するために、心と牡鹿(heartとhart)で言葉遊びをしている。現代英語スタイルガイドの金字塔『ハートの規則』(Hart’s Rules)。 for the monticules of scalp and dandruff droppings英語でmonticuleは「小隆起」、dandruffは「ふけ」。 blaze his trail) accompanied by his trusty snorlerイディッシュ語でschnorrerは「乞食」「物乞い」。 and his permanent reflection verbigracious音誦症(verbigeration)。; I have met with you, bird, too late, or if not, too worm and early早起きを奨励することわざ「早起きの鳥がミミズを得る」(the earlybird gets the worm)。: and with tag for ildiotホメロスの『イーリアス』(The Iliad)。20世紀イギリスの作家トマス・スターンズ・エリオット。英語でtagは「鬼ごっこ」「(鬼ごっこの)鬼」、idiotは「阿呆者」。デンマーク語でildは「火」、tak for ildenは「火をありがとう」。 in his secondmouth language repeated as many of the bigtimer’s verbaten words英語でverbatim wordsは「逐語的な言葉」。ドイツ語でverbotenは「禁止された」。中世ラテン語でverbatimは「逐語的に」。 which he could balbly紀元前1世紀のローマの政治家・軍人ルキウス・コルネリウス・バルブス。ラテン語でbalbusは「口ごもる」。 call to memory that same kveldeve, ereジョイスの母校ベルベディア(Belvedere)。ノルウェー語でkvladは「夕方」。英語でereは「〜の前」。 the hour of the twattering of bards in the twitterlitter20世紀アイルランドのケルト復興運動(The Celtic Twilight)とその作家たち(特にThe Celtic Twilightの著者であるイェイツ)。英語でlitterは「ごみ」、twitterは「さえずり」、twilightは「黄昏刻」。現代であればSNSのX(旧称Twitter)への当てつけとしても読めそうか(TweetこそLitterだ!)。 between Druidia and the Deepsleep Sea古代ケルトの僧侶ドルイド。英語の慣用表現でbetween the devil and the deep seaは「悪魔と深海の二者択一」。, when suppertide and souvenir to Charlatan Mallダブリンにはシャーレモント・モール(Charlemont Mall)やシャーレヴィル・モール(Charleville Mall)という商店街がある。英語でcharlatanは「ほら吹き」。 jointly kem gently英語の慣用句でJohnny-come-latelyは「玄人ぞろいの分野に入門する新人」。 and along the quiet darkenings of Grand and Royalダブリンの二大運河グランド・カナル(Grand Canal)とロイヤル・カナル(Royal Canal)。, ff, flitmansfluh, and, kk, ’t crept i’ hedge whenas to many a softongue’s pawkytalk mude unswer u sufter poghyogh中英語や中期スコットランド語で用いられた文字ヨッホ(Ȝ)。ユニコードでは古代エジプト文字の「アレフ」のグリフの翻字としてヨッホが採用されたこともある。アイルランド語でpógは「接吻」。, Arvandaコロラド州アーバダ。ロッキー山脈で初めて金がみつかった地域でもある。 always aquiassent, while, studying castelles in the blowneキルデア県のブラウン城(Castle Browne)。1718年にスティーヴン・ウィリアムズ・ブラウンによって再建された。後にイエズス会がこれを買収し、ジョイスも通ったエリート学校であるクロンゴウズ学校を敷地内に設立した。『ユリシーズ』第7挿話「アイオロス」でレネハンが飛ばすオヤジギャグ ‘the rows of cast steel’。レネハンはアイルランドの作曲家マイケル・ウィリアム・バルフのオペラ『カスティーユの薔薇』(The Rose of Castille)に、線路の一部である「鋳鋼の連なり」(rows of cast steel)をかけている。 and studdingイギリスの宣教師でクリケット選手のチャールズ・スタッド cowshotsクリケットの技名カウショット(cow shot)。『ユリシーズ』第2挿話「ネストル」でスティーヴンが教鞭をとる私立学校では、ディージー校長が当時アイルランドの牛の間で流行していた口蹄疫の治療法について、新聞に意見書を投稿しようとする。 over the noranノラ・バーナクル。『ウェイク』にしばしば登場する雌鶏ドーラン族のベリンダ(Belinda of the Dorans)。スコットランドのノーラン川(Noran Water)。スコットランドの詩人ヘレン・クルックシャンク作詩の歌 ‘Up the Noran Water’()。, he spat in careful convertedness a musaic dispensationキリスト教神学のディスペンセーション主義。英語でdispensationは「天啓法」、mosaicは「モザイク」、Mosaicは「モーセの」。 about his hearthstone北欧神話のトリックスター、ロキが刻まれた囲炉裏石。現代の某オンラインゲーム……ではない。, if you please, (Irish saliva, mawshe dho hole20世紀イギリスの作家・芸術家ウィンダム・ルイスはTime and Western Man, p.93にてジョイスを「 ‘if you please’や ‘no thank you’を連呼する上流階級ぶった人」(‘that well-known air of genteel decorum […] with his “if you pleases” and “no thank-yous”’)だと揶揄した。アイルランド語でmás é do thoil éは「なんとまあ」(=英語のif you please)。, but would a respectable prominently connected fellow of Iro-European ascendances17世紀〜20世紀アイルランドのプロテスタント支配(Protestant Ascendancy)。英語でIndo-Europeanは「印欧系」、Irish-Europeanは「愛欧系」。 with welldressed ideas who knew the correct thing such as Mr Shallwesigh or Mr Shallwelaughシェイクスピア『ヴェニスの商人』第1幕第1場の一節「陽気な紳士両諸君、いつか遊びに行こうではないか。さあ、いつがよい?」(‘Good signiors both, when shall we laugh? Say, when?’)。アイルランド英語でshillelaghは「棍棒」。 expectorate after such a callous fashion, no thank yous! when he had his belcher spuckertuckドイツ語でSpuckerは「唾を吐く人」。 in his pucket, pthuck?) musefed with his thockits英語でthoughtsは「思考」、socketは「ソケット」、sockedは「酒に酔う」、thicketsは「茂み」。 after having supped of the dish sot and pottage旧約聖書「創世記」25:29–34「ある日ヤコブが、あつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から帰ってきた。エサウはヤコブに言った、「わたしは飢え疲れた。お願いだ。赤いもの、その赤いもの(red pottage)をわたしに食べさせてくれ」。彼が名をエドムと呼ばれたのはこのためである。ヤコブは言った、「まずあなたの長子の特権をわたしに売りなさい」。エサウは言った、「わたしは死にそうだ。長子の特権などわたしに何になろう」。ヤコブはまた言った、「まずわたしに誓いなさい」。彼は誓って長子の特権をヤコブに売った。そこでヤコブはパンとレンズ豆のあつものとをエサウに与えたので、彼は飲み食いして、立ち去った。このようにしてエサウは長子の特権を軽んじた」。 which he snobbishly dabbed Peach Bombayインド第2の大都市ムンバイ(旧ボンベイ)。フランス料理のデザートピーチ・ボンベ(Peach Bombé)。 (it is rawly only Lukanpukan pilzenpieダブリン西部のルーカン地区(Lucan)。童謡 ‘Georgie Porgie’()の歌詞 ‘Georgie Porgie, pudding and pie, / Kissed the girls and made them cry’。アイルランド英語でpuckaunやpuckawnは「雄山羊」(=アイルランド語のpocán)。ドイツ語でPilzは「きのこ」。 which she knows which senaffed and piberedレト・ロマンス語でsenafは「からし種(マスタード)」、 pibeは「胡椒」。 him), a supreme of excelling peasフランス料理のシュプレーム・ソース(suprême sauce)。英語でexcelは「卓越する」。ラテン語でexcelsusは「高い」「優れた」。, balled under minnshogue’sアイルランド英語でminnshogueは「初産後の若い牝山羊」(=アイルランド語のminnseóg)。 milk into whitemalt winesour, a proviant the littlebilker英語でbilkerは「キセルをする人」「騙し取る人」。 hoarsely relished英語でhoarseは「しわがれた」、relishedは「味わった」、horseradishは「セイヨウワサビ」。, chaff it英語でchaffは「穀類のもみ殻」。, in the snevel season, being as fain o’t as your rat wi’fennel; and on this celebrating

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音声解説
occasion of the happy escape, for a crowning of pot valiance英語でpot-valianceは「酒に酔うことで発動する勇気」(素面のときは臆病な人に対して使う)。, this regional platter, benjamin of bouillisヤコブの末っ子で2番目にお気に入りの息子ベニヤミン。いじめの首謀者としてヨゼフを井戸に落とした。フランス語でbouillis「肉料理」、benjaminは「末っ子」。英語でbulliesは「いじめっ子」。, with a spolish英語でSpanishは「スペインの」、Polishは「ポーランドの」。 olive to middlepoint its zaynith英語でzenithは「頂点」。ヘブライ語でzayit(זַיִת)は「オリーブ」。, was marrying itself (porkograsoイタリア語でporco grassoは「肥えた豚」。エスペラントでporcograsoは「豚の脂肪」。!) erebusquedギリシア神話で原初の冥界の神格化である神エレボス。英語でereは「〜の前」、buskは「街頭での演奏」、arabesqueは「アラビア風」「アラビア模様」。 very deluxiously with a bottle of Phenice-Bruerie ’981778年創業の醸造所Phoenix Brewery。1831年にはダニエル・オコンネルの息子(Daniel O’Connell Jr.)によって買収され、さらに1905年6月13日にはジョン・ダーシーによって買収された。1798年アイルランド反乱, followed for second nuptials by a Piessporterピーズポーター(Piesporter)。ドイツ西部モーゼル川流域のピーズポート地域で作られる白ワインのこと。, Grand Curフランス語でde grand cruは「特級ワイン」。英語でcurは「臆病者」「犬」(侮蔑語)。, of both of which cherished tablelights英語でtabletは「石版」、table lightは「卓上灯」。 (though humble the bounquetトマス・ムーアの詩に基づく歌 ‘Though Humble the Banquet’()。 ’tis a leaman’s farewell古風な英語でlemanは「恋人」。) he obdurately sniffed the cobwebcrusted corks.
  Our cad’s bit of strife英語のコックニー方言でtrouble and strifeは「妻」。 (knee Bareniece Maxwelton古代地中海世界の王族に多い人名ベレニス(Berenice)。17世紀フランスの作家ジャン・ラシーヌの戯曲『ベレニス』。エドガー・アラン・ポーの短篇「ベレニス」も。スコットランドの地区マックスウェルトン(Maxwelton)。スコットランドの民謡 ‘Annie Laurie’()の歌詞 ‘Maxwelton’s braes are bonnie, / Where early fa’s the dew’。英語でkneeは「膝」、neeは「旧姓」、nieceは「姪」、bareは「あらわな」。) with a quick ear for spittoons英語でspittoonは「唾壺」。 (as the aftertale hath it) glaned upアイルランド語でglanは「洗う」「掃除する」。 as usual with dumbestic husbandry英語でdomesticは「家庭の」、dumbは「話さない」、bestialは「獣の」、husbandryは「畜産」「家政」。 (no persicks and armeliansペルシア(Persia)。アルメニア(Armenia)。レト・ロマンス語でpersicは「桃」。ラテン語でpresicumは「桃」。 for thee, Pomeranzia!バルト海に面するポメラニア地方。ドイツ語でPomeranzeは「ダイダイ」(苦いオレンジ)。) but, slipping the clav in her claw英語の畜産用語でslip the calfは「堕胎」。レト・ロマンス語でclavは「鍵」。英語でclawは「動物の爪」「手」。文字の形を考えると、clavはclawにおさまる。, broke of the matter among a hundred and elevenヘブライ文字の数秘術(ゲマトリア)では、Aleph(א)は1、Lamed(ל)は30、Pe(פ)は80なので、ALPすべて足し合わせると111になる。ゲマトリアでは各文字の数字を足し合わせ、同じ合計になる単語どうしを同質とみなす。 others in her usual curtsey (how faint these first vhespers宵の明星の神ヘスペロス。英語でvespersは「夕闇の祈り」、whispersは「ささやき」。 womanly are, a secret pispigliandoイタリア語でbisbigliandoは「ささやく」、pigliandoは「つかむ」。, amadレト・ロマンス語でamadaは「愛する」。 the lavurdy den of their manfolker英語でmanfolkは「男性」、lavatoryは「お手洗い」、denは「巣窟」。レト・ロマンス語でlavurdiは「平日」。!) the next night nudge one as was Hegesippusキリスト教の年代記を書いたナザレの聖ヘゲシッポス。古代ギリシアの政治家にして弁論家のヘゲシッポス(「アロニソス島について」という演説が広くデモステネス作だと誤解されている)。 over a hup a’ cheeCHE⇒HCE(a hup a’ chee)。英語でa cup of teaは「お茶を一杯」、hupは「ハイッドゥ」(乗馬のかけ声)。日本語の「茶」。, her eys dry古風な英語でeyは「島」「卵」。英語でeyeは「目」。 and small and speech thicklish because he appeared a funny colour like he couldn’t stood they old hens no longer『ハックルベリー・フィンの冒険』第1章で、ワトソン先生の授業がいかにつまらないかを語る箇所 ‘I couldn’t stood it much longer’。英語でcan’t stand itは「耐えられない」。, to her particular reverend, the director, whom she had been meaning in her mind primarily to speak with (hosch, intra!レト・ロマンス語でhoschaは「入って!」、intrarは「入る」。 jist a timblespoon!) trusting, between cuppled lips英語の格言でthere’s many a slip ’twixt the cup and the lipは「カップに唇が触れるまでにはたくさんの滑りがある」転じて「安心だと思える状況でも十分に用心せよ」(=日本語の「勝って兜の緒を締めよ」「石橋を叩いて渡る」)。 and annie lawrie promisesALP。スコットランドの民謡 ‘Annie Laurie’()。 (mighshe never have Esnekerryウィックロー県のエニスケリー村(アイルランド語名のÁth na Scairbheは「荒れた川を渡るための浅瀬」の意)。古英語でesneは「下僕」。 pudden come英語スラングでpudendumは「女性の外陰部」。 Hunanov中国の湖南省(Hunan)。アルメニアの男性名フナノヴ(Հունանով, Hunanov)。 for her pecklapitschensレト・ロマンス語でpechやpieckは「乳房」、pitschenは「小さい」。!) that the gossiple英語でgossipは「噂」、gospelは「福音」。 so delivered in his epistolear新約聖書の「使徒書簡」(Epistle)。英語でepistleは「手紙」、pistolは「銃」、earは「耳」。シェイクスピアの『リア王』(King Lear)。, buried teatoastally英語でteetotalerは「断酒をしている人」、tea and toasterは「栄養不足の人」(特に弱った老人を指す)。 in their Irish stew would go no further than his jesuit’s cloth, yet (in vinars venitas!ラテン語の格言でin vino veritasは「酒が真相を引き出す」(プラトン『法』やその後のガイウス・プリニウス・セクンドゥスが典拠)。レト・ロマンス語でvinarsは「ブランデー」。 volatiles valetotumラテン語でvanitas vanitatumは「虚栄心の中の虚栄心」、volatilisは「空を飛ぶ」「翼のある」、valeは「さらば」。英語でvaletは「下僕」、totemは「トーテム」。!) it was this overspoiled priest Mr Browne17世紀〜18世紀アイルランドの神父スティーヴン・フィッツウィリアム・ブラウンは、キルデア県のクロンゴウズ学校の前身であるブラウン城を建てた。, disguised as a vincentianフランスの神父、聖ヴァンサン・ド・ポール(Saint Vincent de Paul、略してSVP)が設立した「ヴィンセンシオの宣教会」の会員(Vincentian)。今でもアイルランドには同団体が経営するチャリティショップがある。シェイクスピアの『尺には尺を』では、主人公のヴィンセンシオ公爵が修道士に変装し、代理公爵のアンジェロがしっかりウィーンを統治しているかどうか監視する。, who, when seized of the facts, was overheard, in his secondary personality as a Nolan16世紀イタリアの哲学者ジョルダーノ・ブルーノ(Bruno of Nola)。ノーラ出身のため、ジョイスは1901年に発表した随筆 ‘The Day of the Rabblement’にてブルーノを ‘the Nolan’(あのノーラ人)と呼んでいる。ダブリンの出版社ブラウン&ノーラン(Browne & Nolan)。同社は1920年代にアイルランドの小学校の教科書を刊行していた。 and underreared, poul soul使徒パウロとその別名サウロ。英語でpoor old soulは「哀れな人」。, by accident — if, that is, the incident it was an accident for here the ruahヘブライ語でruach(רוּחַ)は「息吹」。アイルランド語でruaは「赤髪」。 of Ecclectiastes of Hippo旧約聖書「伝道の書」(Ecclesiastes)。4世紀〜5世紀ローマ帝国の聖アウグスティヌスの教区ヒッポ(Hippo)。古代ギリシア語でἐκλεκτοίは「選ばれし民」。 outpuffs the writressALPのモデルのひとりであるリヴィア・ズヴェヴォの長いちぢれ髪(tresses)。古風な英語でwritressは「女流作家」。 of Havvah-ban-Annah1920年代にアメリカでバナナが穀物病によって不足したときにヒットした歌 ‘Yes! we have no bananas!’)。ミュージックホールの歌 ‘Let’s All Go Down the Strand’()の合いの手 ‘Have a banana!’。旧約聖書のイヴ(ヘブライ語名はHavvah)。聖母マリアの母親である聖アンナ(Annah)。ヘブライ語でben(בֶּן)は「~の息子」。アイルランド語でbeanは「女性」。 — to pianissime a slightly varied version of Crookedribsミルトン『失楽園』でアダムがイヴについて嘆くときの台詞「筋の通った徳ではなく、ただの脇腹/元来いびつで、今はひんまがって見える」(‘Rather then solid vertu, all but a Rib / Crooked by nature, bent, as now appears’)。 confidentials, (what Mère Aloyse said but for Jesuphine’s sake!ナポレオンの妻だったマリー゠ルイーズ(Marie Louise)とジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(Joséphine de Beauharnais)。イエズス・キリスト(Jesus Christ)。ジョイスのミドルネームのひとつAloysius。ジョイスの親族のジョゼフィーン叔母さん(Aunt Josephine)。フランス語でMère l’Oyeは「マザーグース」(イギリスの童謡集)。) hands between hahands, in fealty sworn英語でfealtyは「封建的な主への忠義」。誓い示される際には領主が両手で下僕の手をもつことが多い。 (my bravor best! my fraur!英語でfriarは「修道士」、brotherは「兄弟」、bravo!は「すばらしい!」(感嘆詞)。ドイツ語でFrauは「女性」。『ユリシーズ』第9挿話「スキュレとカリュブデス」のベスト・ベッドのジョーク。そこではシェイクスピアが遺言で妻のアン・ハサウェイに「二番目に上等なベッド」を残したことを、20世紀アイルランドの男性批評家たちが「一番上等なベッドは誰に遺したんだろうね!」という大意で卑猥なジョークのネタにしている。実際には一番上等なベッドを家主の地位を象徴する装飾品として未使用で置いておく風習が当時はあっただけのことで、シェイクスピアに秘密の愛人がいたわけではない。) and, to the strains of The Secret of Her Birth19世紀アイルランドの作曲家マイケル・ウィリアム・バルフのオペラ『ボヘミアの娘』の挿入歌 ‘The Secret of Her Birth’()。, hushly pierce the rubiend aurellum聖母マリアは耳から受精したという都市伝説(conceptio per aurem)。2世紀ローマの皇帝マルクス・アウレリウス。『ウェイク』pp.44–47の「パース・オライリーのバラッド」。 of one Philly Thurnston19世紀〜20世紀イギリスの作家アーネスト・サーストン。18歳の頃にThe Apple of Edenという本を書いた。妻のキャサリン・サーストンも小説家。英語でfillyは「雌の幼馬」。, a layteacher of rural science and orthophonethics音素的正書法(phonemic orthography)とは、文字が発音に合致する書き方のこと。英語でethicsは「倫理」。 of a nearstout figure and about the middle

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音声解説
of his forties during a priestly flutter for safe and sane bets at the hippic4世紀〜5世紀ローマ帝国の聖アウグスティヌスの教区ヒッポ(Hippo)。英語でhippicは「馬にかんする」。ラテン語でhippiceは「馬術」。 runfields of breezy Baldoyleダブリンの北側の海岸沿いの地区バルドイル競馬場があったが、1972年に閉鎖された。開場当時(1850年頃)、この競馬場はホウス伯爵が所有していた。 on a date (W. W. goes through the cardウォーターフォード県出身の騎手ジョー・ウィジャー。1895年にイギリスのグランド・ナショナル杯を制した。『ウェイク』では名前が「ウィニー」に変わっている。) easily capable of rememberance by all pickersup of events nationalアイルランドのグランド・ナショナル杯(勝ち馬リストはこちら)。イギリスのグランド・ナショナル杯(勝ち馬リストはこちら)。 and Dublin details, the doubles of Perkin and Paullockふたご座のカストルとポルックス。聖ペテロと聖パウロ(6月29日にこの2人を記念した祝祭がある)。地質学者で「人新世」概念の先駆者としても知られるジョージ・パーキンス・マーシ。メアリー・シェリーの小説The Fortunes of Perkin Warbeck, peer and prole聖ペテロと聖パウロ(Peter and Paul)。英語でpeerは「イギリス貴族の一員」、proleは「プロレタリアートの一員」(侮蔑語)。, when the classic Encourage Hackney PlateCEH⇒HCE。 was captured by two noses in a stablecloth finish「テーブルクロス・フィニッシュ」とは競輪においてゴールがカーブの近くに設定されるという危険なコース状態を指す。英語でstableは「馬小屋」。 ek and nek英語でneck and neckは「紙一重の差で」。ヴォラピュクでekは「いくつかのもの」(=英語のsome)、nekは「何もない」(=英語のnone)。, some and none, evelo neveloヴォラピュクでeveloは「ずっと」(=英語のever)、neveloは「一度もない」(=英語のnever)。フランス語でvéloは「自転車」。, from the cream colt Bold Boy Cromwell英国放送協会の頭文字BBC。17世紀イギリスの政治家・軍人オリヴァー・クロムウェル。アイルランドでカトリックへの圧政を敷き、1652年アイルランド入植法によってプロテスタントによる支配体制を確立した。 after a clever getaway by Captain Chaplain Blount’sマウントジョイ公チャールズ・ブラウント男爵。英語でchaplainは「礼拝堂付き牧師」。 roe hinny Saint Daloughダブリンのラヒーニー地区(Raheny)。マラハイド地区の聖ドゥーラック教会(Saint Doolagh’s Church)。英語でroeは「魚の卵」、hinnyは「駃騠」(雄馬と雌ロバから生まれた交配種)。, Drummer Coxon17世紀カリブ海の大海賊ジョン・コクソン, nondepict third, at breakneck odds, thanks to you great little, bonny little, portey little, Winny Widgerウォーターフォード県出身の騎手ジョー・ウィジャー。1895年にイギリスのグランド・ナショナル杯を制した。『ウェイク』では名前が「ウィニー」に変わっている。! you’re all their nappies英語でnappyは「強い酒」「反抗的な(馬)」。英語スラングでall their daddiesは「抜きん出たもの」。『ユリシーズ』第7挿話「アイオロス」でマイルズ・クロフォードが新聞記者イグネイシャス・ギャラハーのキャリアを称賛して口にする一言。「あれこそが報道。あれこそが才能。パイアット! あいつこそ凄腕の中の凄腕だよ!」(‘That’s press. That’s talent. Pyatt! He was all their daddies!’)。! who in his neverrip英語でrest in peace(r.i.p.)は「安らかに眠れ」。 mud and purpular cap was surely leagues unlike any other phantomweight英語でbantamweightは「バンタム級の」、phantomは「幻影の」。 that ever toppitt17世紀〜18世紀イギリスの首相・政治家ウィリアム・ピット。アイルランドを正式にイギリスへ併合する合同法を1800年に可決させた(施行は翌年の1801年)。ピットは合同法によってイギリスとアイルランドの間に平和がもたらされると信じていたが、その読みは大きく外れ、19世紀から20世紀にかけてアイルランドでは合同体制をめぐって多くの反乱や運動が巻き起こった。 our timber maggies18世紀〜20世紀アイルランドのマグダレン洗濯所に収容されていた女性たちの通称マギーズ(Maggies)。『ウェイク』の子どもたちの化身であるニックとミックとマギーズ(Nick, Mick, and the Maggies)。.
  ’Twas two pisononse Timcovesアイルランドの移動型民族ティンカーズ(Tinkers)。英語でtinは「金物」。英語スラングでcovesは「男たち」。 (the wetter is pest, the renns are overt and come and the voax of the turfur is hurled on our lande旧約聖書「雅歌」2:11–12「見よ、冬は過ぎ、雨もやんで、すでに去り、もろもろの花は地にあらわれ、鳥のさえずる時がきた。山ばとの声がわれわれの地に聞える」(King James版では ‘For, lo, the winter is past; the rain is over and gone. The flowers appear on the earth; the time of singing has come, and the voice of the turtle is heard in our land’)。ラテン語でvoxは「声」、turturは「山ばと」。) of the name of Treacle Tomイギリスの都市ブリストルの通称「糖蜜タウン」(Treacle Town)。1172年にヘンリー2世はダブリンをブリストル市民の所有下に置いた。伝統曲「おじいさんの時計」のジョージ・フォーンビー・Jr.版)の歌詞 ‘There was me, and Treacle Tummy, / Liza Ant, and Justice ’Awkins’。同曲は、亡くなったはずのおじいさんが再び起き上がる、HCEと同じく時計はWaterbury Watchなど、『ウェイク』との共通点が多い。 as was just out of pop英語スラングでout of popは「刑務所から出る」。 following the theft of a leg of Kehoe, Donnelly and Packenham’s Finnish porkダブリンにかつてあった薫製肉会社キョウ・ドネリー・アンド・パケナム(Kehoe, Donnelly, and Pakenham)。ダブリンのフェニックス公園(Pheonix Park)。英語でporkは「豚肉」「薫製肉」、packing hamは「ハムを包装する」。 and his own blood and milk brother Frisky Shortyダブリンのキセル常習犯によく使われる通称Frisky Shorty。例えば1922年11月18日のIrish Times紙には以下のような記述がある。 ‘Literary Vagabonds: stealing free rides on freight trains with kindred knights of the road known as “Boston Slim” and “Frisky Shorty”’. 英語でblood brotherは「実の兄弟」、milk brotherは「乳兄弟」。, (he was, to be exquisitely punctilious about them, both shorty and frisky) a tipster英語でtipsterは「機密情報を扱う情報屋」。, come off the hulks19世紀の劇作家チャールズ・セルビーのBoots at the Swan, p.17のセリフ ‘Hush! I am a convict escaped from the hulks’。英語でhulksは「牢獄船」。, both of them awful poor, what was out on the bumaround for an oofbirdフランス語でœufは「卵」。英語でoufは「ふう!」(擬音語)、egg-birdは「アジサシ」。英語スラングでoofは「お金」「現なま」。 game for a jimmy o’goblin英語スラングでJimmy O’Goblinは「1ポンド金貨」。 or a small thick un英語スラングでsmall thick ’unは「小さい1ポンド金貨」すなわち「1シリング銀貨」。 as chanced, while the Seaforthsイギリス軍戦列歩兵隊シーフォース・ハイランダーズ。スコットランド北部の広大な高原地帯から選りすぐりのハイランド人を招集した。1904年6月16日にトリニティ・カレッジで ‘My Girl’s a Yorkshire Girl’()を演奏し、これを『ユリシーズ』第10挿話「さまよう岩々」の終盤でアイルランド総督が耳にする。 was making the colleenbawlアイルランド英語でcolleen bawnは「無垢な少女」(=アイルランド語のcailín bán)。ディオン・ブーシコーのヒット作The Colleen Bawn: Or, the Brides of Garryowenと、その題材であり1819年に亡くなった少女エレン・ハンリー, to ear the passon in the motor clobber make use of his law language (Edzo, Edzo on)エスペラントでedzoは「夫」。英語でand so onは「〜等々」。日本語の「江戸」「蝦夷」。, touchin the case of Mr Adamsイギリスの航海士ウィリアム・アダムズ。イギリス人として初めて日本へ渡った。コーク生まれの新聞記者リチャード・アダムズ。こちらはジョイス家とつながりがあり、『ユリシーズ』第7挿話「アイオロス」ではフェニックス公園殺人事件との関連で言及される。実際にアダムズは容疑者側の人間のために法廷で弁護士を務めたりもした。 what was in all the sundays about it which he was rubbing noses with and having a gurgle off his own along of the butty bloke19世紀アイルランドの政治家アイザック・バット(Isaac Butt)。後のアイルランド独立の下地となる「自治連盟」(Home Rule League)を立ち上げた。英語スラングでbattyは「狂った」、blokeは「男」。アイルランド英語でbuttyは「背の低い」。 in the specs.
  This Treacle Tom to whom reference has been made had been absent from his usual wild and woolly haunts in the land of counties capalleensウィリアム・バトラー・イェイツの戯曲『キャスリーン伯爵夫人』(飢饉のときに悪魔と取引をして平民を救った女性キャスリーンの物語)。自己犠牲によって国を救う女性像は、しばしばアイルランドの象徴として作品化され、イェイツもその伝統に属していた。アイルランド語でcapaillínは「小さな馬」。 for some time previous to that (he was, in fact, in the habit of frequenting common lodginghouses where he slept in a nude state, hailfellow with meth古代ギリシア神話の酩酊の神メテ。英語でhail-fellow-well-metは「不適切なほど馴れ馴れしい」。古代ギリシア語でμέθηは「酩酊」「強い酒」。, in strange men’s cots) but on racenight, blotto after divers tots of hell fireダブリンのヘルファイアークラブ。1725年にアイルランド議員のウィリアム・コノリーが狩りのための山小屋として建造し、10年後にリチャード・パーソンズがクラブに変えた。パーソンズは黒魔術を信じており、クラブでも泥酔やその他の不徳行為が日常茶飯事だった。クラブにまつわる怪談は色々とある。クラブそのものは1740年に解散したが、建物はその後火事に遭っている。現代だと、作家ミア・ギャラハーがダブリンを舞台に『ヘルファイアー』(Hellfire)という長篇小説を12年かけて書いた。, red biddy強化ワインのレッド・ビディ(Red Biddy)。赤ワインにメタノールを混ぜて作る。『ウェイク』の雌鶏ドーラン族のベリンダの愛称Biddy Doran。, bull dog, blue ruin英語でblue ruinは「安くて劣悪なジン」。 and creeping jenny, Eglandine’s choicest herbage,ECH⇒HCE。スイスのエンガディン地方(Engadin)では、本章にも頻出するレト・ロマンス語が話されている。英語でeglantineは「ローズヒップ・ワインの材料に使われる野性の薔薇」。 supplied by the Duck and Doggies18世紀ダブリンの酒場The Duck and Dog。アイルランド語でdeoch an doraisは「別れの一杯」。, the Galopping Primrose, Brigid Brewster’sアイルランドの三大守護聖人のひとり聖ブリギッドは、ハンセン病患者のために風呂桶の水をビールに変えたと伝えられている。英語でbrewsterは「女性のビール醸造者」。英語スラングでroosterは「男根」「女陰」。, the Cock18世紀ダブリンの酒場The Cock。英語スラングでcockは「男根」。, the Postboy’s Horn,郵便配達少年ショーン(the post boy Shaun)。イギリスの宿屋The Postboy。英語スラングでhornは「男根」。

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音声解説
the Little Old Man’s英語でthe little old manは「最後に収穫された麦の穂」。英語スラングでlittle manは「陰核」、old manは「男根」。 and All Swell That Aimswellシェイクスピア『終わりよければ全てよし』(All’s Well That Ends Well)。, the Cup and the Stirrup19世紀イタリアの音楽家ルイージ・アルディーティの曲 ‘The Stirrup Cup’()。英語でstirrup cupは「狩りの前に飲む酒」。, he sought his wellwarmed leababobedアイルランド語でleabaは「ベッド」。 in a housingroom Abide With Oneanother19世紀スコットランドの聖歌 ‘Abide with Me’()。日本語訳は「日暮れて四方は暗く」。 at Block W.W.ウォーターフォード県出身の騎手ジョー・ウィジャー。1895年にイギリスのグランド・ナショナル杯を制した。『ウェイク』では名前が「ウィニー」に変わっている。, (why didn’t he back it?) Pump Courtロンドンのパンプ・コート地区。法廷弁護士事務所が屹立している。ダブリンのリバティーズ地区にあるパンプ・アレー, The Libertiesダブリンのリバティーズ地区。かつてはダブリン行政区の壁の外に位置しており、20世紀半ばまでひたすら貧しい地区であり続けた。ちなみにここでのlibertyは「自由」ではなく「国王から民間へ権利が委譲された行政区」という意味。そのため、Libertiesはそうした行政区が集まった地域という意味を持つ。, and, what with moltapukeヴォラピュクでmotapükは「母語」。イタリア語でmolto piùは「さらにたくさん」。英語でmaltは「麦芽」、pukeは「吐く」。 on voltapukeジョイスがダブリンに作った映画館「ヴォルタ座」(Volta Electric Theatre)。1880年頃にドイツの神父ヨハン・マルティン・シュライヤーによって作られた人工言語ヴォラピュク(詳しくはこちら)。イタリア語でuna volta di piùは「もう一回」。英語でpukeは「吐く」。, resnored alcoh alcoho alcoherently to the burden of I come, my horse delayed19世紀イギリスの作曲家ジュリウス・ベネディクト作で1862年初演の作品The Lily of Killarneyの挿入歌 ‘The Moon Has Raised Her Lamp Above’()の歌詞 ‘The moon has raised her lamp above / To light the way to thee, my love; / Her rays upon the waters play, / To tell me eyes more bright than they / Are watching through the night. / I come, I come, my heart’s delight!’。, nom num, the substance of the tale of the evangelical bussybozzy18世紀イギリスの大御所作家サミュエル・ジョンソンは、自分の伝記を書いていたリチャード・ボズウェルをBozzyと呼んでいた。ボズウェルは口が軽かった。英語でbusybodyは「お節介者」「詮索好き」。 and the rusinurbeanラテン語でrus in urbeは「都市庭園」。スペイン語でruiseñorは「小夜啼鳥」(ナイチンゲール)。アイルランド語でbeanは「女性」「妻」。 (the ‘girls’ he would keep calling them for the collarette and skirt, the sunbonnet and carnation) in parts (it seemed he was before the eyots of martasユリウス・カエサルが元老院の議場で刺殺された日アイズ・オブ・マーチ(Ides of March)。古風な英語でeyotは「小島」。 or otherwales the thirds of fossilyears17世紀創設の王立ウェールズ燧石銃連隊(Royal Welsh Fusiliers)。ボイン川の戦いでウィレム3世の側について戦った他、半島戦争やワーテルローの戦いではウェリントン公爵の側について戦った。, he having beham with katya『ウェイク』でHCE一家の女中を務める女性ケイト(Kate)。 when lavinias古代ローマの叙事詩『アエネーイス』に登場するラティウム国の王女ラウィーニア。多くの求婚者に言い寄られ、最終的にはトゥルヌス王と婚約するが、父のラティウス王はアエネーアースとラウィーニアの結婚を画策した。ロマンシュ語やハンガリー語でlavinaは「雪崩」。 had her mens lease to sea in a psumpship doodly show人形劇「パンチとジュディ」(Punch and Judy)。英語スラングでpump shipは「小便をする」。英語でdoodleは「落書きをする」。 whereat he was looking for fight niggers英語の差別語でniggerは「黒人」。 with whilde roarses英語でwild rosesは「野薔薇」、white horsesは「白馬」、hoarseは「耳障りな」、roarsは「吠え声」。英語スラングでarseは「尻」。オスカー・ワイルドの『WH氏の肖像』(The Portrait of Mr. W. H.)。) oft in the chilly nightトマス・ムーアの歌 ‘Oft, in the Stilly Night’()。 (the metagonistic古代ギリシア語でμετάγνωσιςは「心変わり」「目的の変化」「償い」。英語でagnosticは「不可知論的」、gnosticは「グノーシス主義的」。! the epickthalamorous古代ギリシア語でἐπιθαλάμιοςは「嫁入りの歌」。英語でepicは「神話級の」「叙事詩」、amorousは「情愛に満ちた」。!) during uneasy slumber in their hearings of a small and stonybroke cashdraper’s executive, Peter Cloranアメリカの白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)のハンドブックKloran。初版は1915年頃に刊行された。 (discharged), O’Mara, an exprivate secretary of no fixed abode (locally known as Mildew Lisaワーグナー『トリスタンとイゾルデ』の挿入歌「愛の死」(Liebestod)の歌詞 ‘Mild und leise / wie er lächelt, / wie das Auge / hold er öffnet’()。レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画『モナリザ』。英語でmildewは「白黴」。), who had passed several nights, funnish enough, in a doorway under the blankets of homelessness on the bunk of icelandアイスランド銀行(Bank of Iceland)。アイルランド銀行(Bank of Ireland)。英語でbunkは「寝台」。, pillowed upon the stone of destinyミーズ県のタラの丘にある運命の石(Lia Fáil)。 colder than man’s knee or woman’s breast, and Hosty,ここで登場するホスティは、本章の終盤で「パース・オライリーのバラッド」を歌うことになる。19世紀イタリアの作曲家フランチェスコ・パオロ・トスティ。『ユリシーズ』第12挿話のクライマックスにも出てくるメルカダンテは、トスティの師匠だった。英語でhostileは「敵対的」。ドイツ語でHostieは「聖体」。ラテン語でhostisは「よそ者」「敵」。 (no slouch of a nameハックルベリー・フィンの冒険』第17章で、ハックが夜中に小屋へ忍び込み、偽名「ジョージ・ジャクソン」を綴る場面の一節 ‘“Can you spell, Buck?” “Yes,” he says. “I bet you can’t spell my name,” says I. “I bet you what you dare I can,” says he. “All right,” says I, “go ahead.” “G-e-o-r-g-e J-a-x-o-n—there now,” he says. “Well,” says I, “you done it, but I didn’t think you could. It ain’t no slouch of a name to spell—right off without studying”’。), an illstarred beachbusker, who, sans rootie and sans scrapieフランス語でsansは「〜なしに」。英語スラングでrootyは「パン」、scrapeは「バター」。, suspicioning as how he was setting on a twoodstool英語でtoadstoolは「茸」、tweedは「ツイード」。 on the verge of selfabyss, most starved, with melancholia over everything in general, (night birman, you served him with natigal’s nanoミャンマーのナッ信仰。ドイツ語でNachatigall、デンマーク語でnattergalはいずれも「小夜啼鳥」(ナイチンゲール)。イタリア語でnanoは「小人」。ビルマ語でnwanoは「牛乳」。!) had been towhead tossing on his shakedown, devising ways and manners of means, of what he loved to ifidalicence英語でif he had a licenceは「彼に免許さえあれば」。 somehow or other in the nation getting a hold of some chap’s parabellum第1次世界大戦で戦闘機に搭載されたドイツ製機関銃パラベラムMG14(Parabellum MG14)。現代の映画『紅の豚』で主人公ポルコは飛行艇にシュパンダウ機関銃を搭載しているが、パラベラムMG14はこれの改良型。 in the hope of taking a wingアイルランド英語でwingは「旧貨幣制度におけるペニー」。『ユリシーズ』第14挿話の終盤にも登場する。「金出しな。2シリング1ペンス」(‘Out with the oof. Two bar and a wing’)。 sociable and lighting upon a sidewheel dive somewhere off the Dullkey Downlairy and Bleakrooky tramalineダブリン郊外のドーキー(Dalkey)、ダン・レアリー(Dun Laoghaire)、ブラックロック(Blackrock)。古風な英語でdaffydowndillyは「ラッパズイセン」(=daffodil)。ドイツ語でTraumは「夢」。英語でtraumaは「悪夢」「トラウマ」、dullは「鈍い」、bleakは「荒涼とした」。 where he could throw true and go and blow the sibicidal napper off himself for two bits to boldywell baltitudeキリスト教の「至福の教え」(The Beatitudes)。英語でaltitudeは「標高」「海抜」。 in the peace and quitybus of a one sure shot bottle, he after having being trying all he knew with the lady’s help of Madam Gristle欧州民話の登場人物グリセルダ。チョーサーの『カンタベリー物語』やボッカッチョの『デカメロン』をはじめ、様々な民話や文学作品に登場するが、忍耐と忠誠を基調とする「良妻」の象徴として描かれることが多い。17世紀半ばにイングランドに生まれアイルランドで育ったグリゼル・スティーヴンズ(Grizell Steevens)は、内科医だった父リチャードの遺産でダブリンにスティーヴンズ病院を建てその運営に携わった。 for upwards of eighteen calanders to get out of Sir Patrick Dun’s1808年開院のダブリンの聖パトリック・ダン病院。, through Sir Humphrey Jervis’sジャーヴィス通り病院。17世紀ダブリン市長のハンフリー・ジャーヴィス。 and into the Saint Kevin’s bed7世紀アイルランドの修道士でグレンダロックの創設者の聖ケヴィン。グレンダロックの近くにある人工洞窟には、聖ケヴィンが寝たと伝えられる岩「聖ケヴィンのベッド」がある。 in the Adelaide’s hosspittles1839年開院のダブリンのアデレード病院(19世紀イギリスの女王アデレード・オブ・サクス゠マイニンゲンにちなんで名づけられた)。英語でspittleは「唾」。 (from

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音声解説
these incurable welleslays18世紀アイルランドの初代モーニントン男爵リチャード・ウェズリー。当時の慈善団体「ダブリン慈善音楽家協会」の幹部を務めた。同団体は病院設立のための資金集めを行い、1744年にダブリンの「癩人の丘」(Lazar’s Hill)に「不治患者専用病院」(Hospital for the Incurables)を創設した。英語の差別語でlazarは「ハンセン病患者」(=leper)。差別語だったこともあり、Lazar’s Hillは現在ではTemple Streetに改名されている。 among those uncarable wellasdays through Sant Iago by his cocklehatキリスト教の聖地サンティアゴの巡礼路では、巡礼者が帽子にザル貝の貝殻をあしらった。シェイクスピア『オセロ』の敵役イアーゴ(Iago)。『ハムレット』でオフィーリアが殺されたポローニアスと亡命したハムレットを思って歌う歌にもこの帽子(cocklehat)が登場する(歌の分析はこちら)。, good Lazarキリストによって蘇生されたラザロ(Lazarus)。英語の差別語でlazarは「ハンセン病患者」(=leper)。中世ダブリンからサンティアゴの巡礼へ向かった人びとは、まずダブリンの「癩人の丘」(Lazar’s Hill)を通ったと言われている。 ‘Along Lazar’s Hill lepers would journey to a hospice founded in 1220 before embarking on a pilgrimage to the shrine of Saint lago de Compostella’(Journeys from the Steyne, p.6)。, deliver us!) without after having been able to jerrywangleDaily Sketch紙に掲載された漫画に登場するゾウのウージャの甥のジェリーワングル。『ウェイク』でシェムとショーンの化身であるジェリーとケヴィン。英語スラングでwangleは「外道なやり方で何かをする」。 it anysides. Lisa O’Deavisイギリスの民謡 ‘Dives and Lazarus’()。その題材となった「ルカによる福音書」16:19–31でイエスが語ったたとえ話は、ラテン語で金持ちを意味するdivesが英語圏では名前として誤植されたため、ダイヴィーズとラザルス(Dives and Lazarus)と呼ばれるようになった。19世紀の青年アイルランド運動の活動家トマス・オズボーン・デイヴィス and Roche Mongan19世紀アイルランドの作家ジェームズ・クラレンス・マンガン。ジョイスはマンガンについての批評を書き、1902年にUCDで演説を行った。アイルランドの伝説の英雄モンゴーン・マク・フィーアクニ(Mongán mac Fíachnai)。アイルランド語でmongánは「毛むくじゃら」。 (who had so much incommon, epipsychidically19世紀イギリスの作家パーシー・シェリーの長篇詩『エピサイキディオン』(Epipsychidion)。現代ギリシア語でΕπιψυχίδιονは「小さな魂について」。; if the phrase be permitted hostis et odor insuper petroperfractus聖ペテロ。ラテン語でhostisは「敵」、odorは「臭気」、insuperは「〜の上に」、petroは「老雄羊」、petraは「岩」、fractusは「割れた」「無力な」。) as an understood thing英語の慣用句でan understood thingは「習わし」「常識」(用例はこちら、類似の表現にthe done thingもある)。 slept their sleep of the swimborne in the one sweet undulant mother19世紀イギリスのデカダンス運動の詩人アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーン。SMや背徳・背信をモチーフに詩を書いた。著作に『レオノイスのトリストラム』がある(レオノイスは円卓の騎士トリストラム出生の伝説の土地)。『ユリシーズ』の第1挿話「テレマコス」でマリガンはスウィンバーンの ‘The Trimph of Time’の一節 ‘I will go back to the great sweet mother’を引用している。 of tumblerbunks with Hosty just how the shavers in the shaw19世紀〜20世紀アイルランドの作家・詩人ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)。ショーは道化じみた人だった。英語スラングでshaverは「道化」。英語でshawは「木立」。 the yokels in the yoats19世紀〜20世紀アイルランドの作家・詩人ウィリアム・バトラー・イェイツ(William Butler Yeats)。英語スラングでyokelは「田舎者」(侮蔑語)。古風な英語でyoatは「流れ出る」「あふれ出す」。アイスランド語のjökulhlaupは「氷河の決壊によって生じる大洪水」。 or, well,20世紀イギリスの作家ジョージ・オーウェル(George Orwell)。 the wasters in the wilde19世紀アイルランドの作家オスカー・ワイルド。ワイルドの箴言 ‘Irony is wasted on the stupid’や、ショーが言ったとされる箴言 ‘Youth is wasted on the young’。ワイルドの詩 ‘Wasted Days’。エリオットの長篇詩『荒地』(The Waste Land)。, and the bustling tweeny-dawn-of-all-works英語でtweenyは「料理人と家政婦の間をとりもつ給仕係」(語源はbetween)、maid-of-all-workは「なんでも屋さんの給仕係」。 (meed of anthems here we pant!バイロンの詩 ‘Maid of Athens, Ere We Part’。古代の都市国家アテネ。現代ギリシア語でάνθηは「花」。英語でmeadは「蜂蜜酒」。) had not been many jiffies furbishing potlids, doorbrasses, scholars’ applecheeks and linkboy’s英語でlinkboyは「夜に歩行者のために松明を運ぶ男の子」。 metals when, ashhopperminded英語でgrasshopper-mindedは「キリギリスの心持ちで」、ash hopperは「灰汁を作る機械」(マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』第32章にも登場する)。 like no fella he go make bakenbeggfuss英語でbacon and eggsは「ベーコンエッグ」、bed and breakfastは「朝食付きの宿」。ドイツ語でBergfuchsは「山ぎつね」。 longa white man,19世紀〜20世紀イギリスの作家ボーフン・リンチがビスラマ語(クレオール英語)で書いた短篇劇「砂浜にて」(作品集『幻想諸島』所収)の登場人物 ‘White Man’。ビスラマ語でlongaは「〜に」(前置詞)。 the rejuvenated busker (for after a goodnight’s rave英語でraveは「うわ言」「唸り声」。フランス語でrêveは「夢」。 and rumble and a shinkhams topmorning with his coexes he was not the same man) and his broadawake bedroom suite (our boys, as our Byron called them19世紀イギリスの作家ヘンリー・ジェームズ・バイロンの喜劇『我らの愛息子たち』(Our Boys)。) were up and ashuffle from the hogshome英語でhogsheadは「大樽」。 they lovenaned The Barrelダブリンのリバティーズ地区内のミーズ通りの西側の区域。クエーカーの会堂があった。, cross Ebblinn’s chilled hamletECH⇒HCE。古代の天文学者プトレイマイオスが当時のダブリン地域につけた名称エブラナ(Eblana)。シェイクスピアの『ハムレット』。バイロンの詩 ‘Childe Harold’s Pilgrimage’。アイルランド語でlinnは「池」「水たまり」。 (their routes and restings on their then superficies curiously correspondant with those linea and punctaラテン語でsuperficiesは「面」、lineaは「辺」、punctumは「点」。 where our tubenny habenny metroロンドンの地下鉄(Tube)。パリの地下鉄メトロ(Metro)。ダブリンのリフィー橋(旧ウェリントン橋)の通称「半ペンス橋」(Ha’penny Bridge、かつて橋を渡るために交通料が半ペンスだったため)。英語の慣用句でtwopennyやhalfpennyは「取るに足らない」。 maniplumbs英語でmanipulateは「操作する」、manifoldは「多様体」、plumbは「配管工事を施す」。 below the oberflakeドイツ語でOberflächeは「面」。 underrails and stations at this time of riding) to the thrummings of a crewth fiddleウェールズの弦楽器クルース)。4本の弦を弓で弾き、残りの2本は指で爪弾く。 which, cremoaning and cronauningイタリアのクレモーナ(ヴァイオリン発祥の地)。19世紀アイルランドの詩人・作曲家のジョン・フランシス・ウォラーが作った曲 ‘The Spinning Wheel’()の歌詞 ‘Crooning and moaning and drowsily knitting’。, levey grevey, witty and wevey, appy, leppy and playableALP。英語でappleは「リンゴ」、leperは「ハンセン病患者」。, caressed the ears of the subjects of King Saint Finnerty the Festive19世紀〜20世紀アイルランドの歴史学者パトリック・W・ジョイス『アイルランド略史』p.153の一節 ‘The Irish kings had continued to exact the Boru tribute from the Leinstermen […] but at the earnest solicitation of St. Moling, Finaghta the Festive, who became king in 674, solemnly renounced the Boru for himself and his successors’。同『古代アイルランドの社会小史』第7章にも ‘the Life of King Finaghta the Festive’への言及がある。 who, in brick homes of their own and in their flavory fraiseberry beds, heeding hardly cry of honeyman, soed lavender or foyneboyne salmon alive,アダ・ピーターのDublin Fragments, Social and Historic, pp.211–213からの引用節のつなぎあわせ。ダブリンのリフィー沿いの地域「イチゴ畑」(Strawberry Beds、かつて実際にイチゴが栽培されていた)は、ピーター・シンジョン(Peter St. John)作曲の歌 ‘The Ferryman’()のサビ ‘Where the strawberry beds / Sweep down to the Liffey’でも言及される。 with their priggish mouths all open for the larger appraisiation of this longawaited Messiagh of roaratoriosへンデルの「メサイア」()。初演は1742年4月13日のダブリンだった。サミュエル・ヒューズ『ヴィクトリア朝以前のダブリンにおける演劇』p.6の一節 ‘John Barrington […] sang and danced here his Roratorios in derision of the Oratorios in Fishamble Street’。英語でroarは「吠える」、messは「滅茶苦茶なもの」。, were only halfpast atsweeeep『ユリシーズ』第18挿話でモリー・ブルームが歌 ‘Love’s Old Sweet Song’を想起しつつその結びの節を遠くから響く列車の汽笛と重ねる場面。「ピアノの音色しとやかsweeeeeほら遠くのあの汽車ピアニッシモeeeeeあと一曲」(‘piano quietly sweeeee theres that train far away pianissimo eeeee one more song’)。 and after a brisk pause at a pawnbroking establishment for the prothetic purpose of redeeming the songster’s truly admirable false teethジョイスは1923年から入れ歯を使っていた。 and a prolonged visit to a house of call英語スラングでhouse of callは「行きつけの酒場」「商人の集会所」。 at Cujas Placeフランスのパリにある「クジャス通り」(Rue Cujas)。ジョイスが住んでいたこともある。ジョイスが通っていたサント゠ジュヌヴィエーヴ図書館の隣にあったクジャス図書館。スペイン語でcujaは「折りたたみ式ベッド」。ラテン語でcujas(=cuias)は「どこの(出身ですか)」「どの(民族の人ですか)」(疑問詞)。, fizz英語でviz.は「すなわち」(ラテン語のvidelicetから派生した略語)、fizzは「発泡する酒の泡」。, the Old Sots’ Holeリバティーズ地区にあったパブ。場所はパーラメント通りのエセックス門(Essex Gate)で、一説によるとジョナサン・スウィフトが頻繁に通っていた。 in the parish of Saint Cecily音楽と盲人の守護聖人、聖セシリア(Cecilia)。へンデルの「聖セシリアの日へのオード」。ジョイスも通ったアイルランド国立医学校は聖セシリア通りにあった。 within the liberty of Ceolmoreゴールウェイ県コネマラにあるカイルモア修道院。一説によると、イギリスの富豪・政治家のミッチェル・ヘンリーが婚約者へ修道院をまるごと贈ったと言われている。アイルランド語でceol mórは「偉大な音楽」。 not a thousand or one千一夜物語』(One Thousand and One Nights)。 national leagues, that was, by Griffith’s valuationアイルランド国内の土地の格付けと不動産税の算出の担当当局「グリフィス評価局」。1847年から1864年までの期間を基準として格付けと税額算出を行い、その後の土地戦争(Land War)にも大きな影響を与えた。, from the site of the statue of Primewer Glasstone19世紀イギリスの首相ウィリアム・グラッドストン。彼の像をダブリン市内に作ることが提案された際、ダブリン市議会は「チャールズ・スチュアート・パーネルにふさわしい像をアイルランドの人びとが建てるまでは、イギリス人を讃える像がダブリンに建てられてはならない」(‘no statue should be erected in Dublin in honour of any Englishman until, at least, the Irish people have raised a fitting one to the memory of Charles Stewart Parnell’)と言ってこれを保留にした(Minutes of the Corporation of Dublin, 1898, no. 287)。英語でeweは「雌山羊」、premierは「首相」。 setting a match to the marchパーネルが1885年1月にコークで行った演説の一節「一つの民の歩みに制限を設ける資格を持つ者などいない」(‘no man has the right to fix the boundary of the march to a nation’)。これはオコンネル通りのパーネル像に刻印されている。 of a maker (last of the stewards17世紀イギリスの国王ジェームズ2世は、イギリス最後のカトリック王であり、ステュアート朝(House of Stewart)最後の王でもあった。英語でstewardは「スチュワード」(王室役人の肩書き)。 peut-être), where, the tale rambles

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音声解説
along, the trio of whackfolthediddlersパダー・キアニー(Peadar Kearney)の曲 ‘Whack fol the Diddle (God Bless England)’()。この曲の旋律は ‘Tim Finnegan’s Wake’()の旋律と同じであり、後者のサビが ‘Whack fol the dah’で始まるのもその名残り。 was joined by a further-intentions-apply-tomorrow casual and a decent sort of the hadbeen variety who had just been touching the weekly insult英語スラングでtouch the weekly insultは「週の賃金を支払われる」(出典: ジョイスの1923年春頃のノート)。, phewit18世紀イギリスの政治家・裁判官ジェームズ・ヒューイット。1767年から1789年までアイルランド貴族院議長を務めた。, and all figblabbersエドワード・クロッドのTom Tit Tot, p.55によると、イチジクの輸出を禁じた古代ギリシアのアッティカ法を破った人をfig-blabberと言い、現代ではごまスリ人間に対して使うらしい(真偽は不明)。 (who saith of noun?) had stimulants in the shape of gee and gees英語スラングでG&Gは「ジンと生姜」(=gin and ginger)。ウイスキー製造社ジョン・ジェムソン(J. J. & Sons)。 stood by the damn decent sort after which stag luncheon and a few ones more just to celebrate yesterday, flushed with their firestufffostered friendship, the rascals came out of the licensed premises, (Browne’s firstキルデア県のブラウン城(Castle Browne)。1718年にスティーヴン・ウィリアムズ・ブラウンによって再建された。後にイエズス会がこれを買収し、ジョイスも通ったエリート学校であるクロンゴウズ学校を敷地内に設立した。リバティーズ地区の近辺に15世紀頃に建てられたブラウン城。後に酒場になったが、その後別名「黒犬刑務所」となり、18世紀ダブリンで債務超過者を投獄するための場所として悪名高かった。, the small p.s. ex-ex-executive capahandECH⇒HCE。英語でXXXは手紙の最後に書くキスマーク。 in their sad rear like a lady’s postscriptALP。: I want money. Pleasendノラ・ジョイスはよく夫のジェイムズの代理で金を無心する手紙を書かされた。英語でplease endは「終わってください」、please sendは「送ってください」。), wiping their laughleaking lipesキルデア県の町リークスリップ。古代ギリシア語でλύπηςは「嘆きの」「痛みの」。英語でlipeは「(棒打ちの遊びで使う)木片」。 on their sleeves, how the bouckaleens shout their roscan generallyクリミア戦争でロシアの将軍を射殺したバクリーの話。ジョイスが子どもの頃によく父ジョンから聞いていたが、おそらくは父の作り話。アイルランド語でbuachaillínは「少年」、roscは「頌歌」「詠唱のための歌」、rosc-cathaは「軍歌」。 (seinn fion, seinn fion’s araun!19世紀〜20世紀アイルランドの独立派ナショナリストたちのスローガン「自分たちだけの手で!」(Sinn Féin Amháin!)。1905年創立のシン・フェイン党の名前の語源でもある。フランスのセーヌ川(Seine)。モリタイランチョウ属の鳥の総称ピーウィー(peewee)。アイルランド神話の戦士フィン・マクール(Fionn mac Cumhaill)。アイルランド語でseinnは「音楽を奏でる」、fionは「ワイン」、ámhranは「歌」。) and the rhymers’ world was with reason the richer for a wouldbe ballad, to the balledder of which the world of cumannityアイルランド語でcumannは「共同体」「地域社会」。政党における最小単位(local political community)でもあり、フィーナ・フォール党とシン・フェイン党が支部名として使った。1914年4月にアイルランド共和派の民兵組織「女性評議会」(Cumann na mBan、後にIRAの傘下に置かれた)。 singing owes a tribute for having placed on the planet’s melomap古代ギリシア語でμέλημαは「寵愛の対象」、μέλοςは「旋律」「身体の一部」。 his lay of the vilest bogeyer英語でbogeyは「怪人」(ゴブリンやバグベア等)。フランス語でbégayeurは「吃音症の人」。 but most attractionable avatar the world has ever had to explain for.
  This, more krectlyフリジア語でkrektは「正しい」。 lubeenアイルランド語でlúibínは「2人の歌い手が掛け合う愉快な短い歌」「小さな輪っか」「輪っかをつけた少女」。アイルランドの民謡 ‘Lúibín Ó Lúth’(英訳はこちら)。 or fellow-me-lieder子どもの遊び ‘follow-my-leader’では、参加者がリーダー役の行動を真似る。ノーマン・ダグラス『ロンドン道遊び』p.142に載っている遊び ‘FOLLOW THE LEADER’では、リーダー役に選ばれた男の子が車にひかれるスレスレのところで道路を渡った後、近所の家のドアをノックしてまわり、騒ぎを起こして楽しむらしい(ダグラスはこれを「本書中で唯一危険な遊び」だと注意を促している)。ドイツ語でLiederは「歌」。 was first poured forth where Riau Liviauダブリンのリフィー川(River Liffey)。プロヴァンス語でriauは「流域」。スペイン語でrioは「川」。 riots and col de Houdoダブリンのホウス丘(Hill of Howth)。プロヴァンス語でcoloは「山」。英語でcolは「鞍部(2つの山の間を通る道)」。 humps, under the shadow of the monument19世紀イギリスの首相ウィリアム・グラッドストンの像(本章p.41に登場)。グラッドストンは趣味で木を伐採することで知られており、斧もたくさん持っており、1858年から1891年(81歳)まで木を切り続けた。 of the shouldhavebeen legislator (Eleutheriodendron!古代ギリシア語でἐλευθερίαは「自由」、δένδρονは「木」。18世紀アメリカにあった「自由の木」(Liberty Tree)。そこでは1765年(アメリカ独立革命の数年前)に「切手法」への抗議デモが行われた。自由の木は1775年に切り倒されてしまった。 Spare, woodmann, spare!19世紀アメリカの詩人ジョージ・ポープ・モリスの詩に基づく歌 ‘Woodman, Spare That Tree!’()。『ユリシーズ』第12挿話の「木の結婚式」のシーンでもこの歌が歌われる。) to an overflow meeting英語でoverflow meetingは「本会議に出席できなかった人たちのために開かれる2次会議」。 of all the nations in Lenster fullyfilling the visional area1922年刊行のBeatrice Stella Cornwallis-WestのMy Life and Some Letters, pp.383–4にある、1915年のガリポリの戦いでの息子の活躍の報告 ‘he laid out 13 mine fields in the divisional area, protecting the withdrawal of troops from the line’ 内のフレーズ ‘divisional area’。該当ページでは、ちょうど ‘divisional’の一語がページをまたいでいるため、diとvisionalがハイフンで区切られ、384ページには ‘visional’までしか書かれていない。本には報告の全文がそのまま引用されており、ラトランド公爵夫人も登場する。 and, as a singleminded supercrowd, easily representative, what with masks, whet with faces,ダブリンのゲイエティ劇場の創立25周年記念冊子からの引用。 ‘Mrs. Bernard Beere made a great success in “Masks and Faces” in February, 1887 […] And oh! the choristers of old! Probably no set of men or women were ever so single-minded. When Sheridan remarked upon the unanimity of the stage, he must have been thinking of these operatic supers. It was one of the joys of old-fashioned opera that the “crowds” were always agreed upon the course of action to be pursued. There were no half measures with them. If one went, all went; where one pointed, all pointed’. of all sections and cross sections (wineshop and cocoahouse poured out to brim up the broaching) of our liffeyside people (to omit to mention of the mainland minority and such as had wayfared via Watling, Ernin, Icknild and Stane古代ローマ領ブリタニアにあった4本のローマ道ワトリング道アーミン道イクニールド道ステイン道)。元はローマ軍の行路として作られた。6世紀ブルトンの隠遁者アーニン, in chief a halted cockney carアイルランドの民謡 ‘The Irish Jaunting Car’()。ヴィクトリア女王のアイルランド訪問とその後のクリミア戦争を題材としている。 with its quotal of Hardmuth’s hacks19世紀~20世紀イギリスの新聞界・政治界を席巻したハムズワース家。ダブリンのチャペリゾッド生まれの新聞界大御所アルフレッド・ハムズワース, a northern tory, a southern whigアイルランド語でtóraidheは「追う者」「狩る者」。アイルランドにて17世紀以降イギリスからの支配に対して戦った反乱部隊トーリー。イギリスのトーリー党ホイッグ党。1640年頃から、イギリスでは土地を奪われたカトリック系アイルランド人のことをToryと呼ぶようになった。Whigはwhiggamoreから来ており、後者は11世紀頃からスコットランド人を揶揄してイギリス人が使った呼び名。後にジェームズ2世の王位継承に反対する人たちを揶揄する言葉としてWhigが流行した。その後、ToryもWhigもイギリスの二大政党を揶揄するときの呼び名として広まったが、後にこれが一般的な名前として使われるようになった。ジョイスが『ダブリナーズ』の出版社探しに苦戦していた頃、その苦労についての公開書簡を1911年8月に掲載してくれたベルファストの新聞The Northern Whig(同書簡はアーサー・グリフィス編集のSinn Fein紙にも掲載された)。, an eastanglian chronicler『アングロサクソン年代記』(Anglo-Saxon Chronicle)の一部はイースト・アングリアのピーターズボロ大聖堂に納められている。 and a landwester guardian『マンチェスター・ガーディアン』紙(現『ガーディアン』紙の前身)。1821年5月5日(ナポレオンの命日)に綿産業の実業家ジョン・E・テイラーによって創刊され、1959年に名前が変わった。リベラルな新聞だったが、当時のマンチェスターの労働者階級からは嫌われていた。T・S・エリオットの長篇詩『荒地』(The Waste Land)。) ranging from slips of young19世紀〜20世紀アイルランドの政治家・作家ダニエル・コーカリーの1921年の作品The Hounds of Banba所収の短篇 ‘The Price’の一節 ‘he’s only a boy, a slip of a boy’。 dublinos from Cutpurse Rowリバティーズ地区のカトパース路地(Cutpurse Row)。 having nothing better to do than walk about with their hands in their kneepants, sucking airwhackersイアウィッカー。英語でairは「空気」「歌」「アリア」。, weedulicet英語スラングでweedは「マリファナ」「煙草」。ラテン語でlicetは「許可されている」、videlicetは「すなわち」(省略形はviz.)。, jumbobricks, side by side with truant officers, three woollen balls質屋のシンボルである3つの球。『ダブリナーズ』所収の短篇「複写」(‘Counterparts’)にも質屋が出てくる。 and poplin17世紀から19世紀にかけて、ダブリンではポプリンの手織り産業が盛んだった。 in search of a croust of pawnフランス語でcroûte de painは「パンの皮」。英語でpawnは「質入れ」。 to busy professional gentlemen, a brace of palesmen中世アイルランド東部のイギリス領区ペイル(The Pale)。英語の慣用句でbeyond the paleは「野蛮人」(アイルランド人への侮蔑語)、brace of 〜は「〜の番い」、salesmanは「セールスマン」。 with dundrearies1858年の喜劇Our American Cousin(暗殺時のリンカーンが観ていた劇)に登場するダンドレリー卿とそのひげのスタイル。, nooning toward Daly’s,18世紀ダブリンのデーム通りにあった紳士クラブ「デイリーズ倶楽部」(Daly’s Club)。18世紀にアイルランド議会の独立を目指して奮闘したヘンリー・グラッタンの友人デニス・デイリーにちなんで名づけられ、アイルランド議員が多く通った。1823年に閉鎖。 fresh from snipehitting and mallardmissing19世紀フランスの詩人ステファヌ・マラルメ(Stéphane Mallarmé)。英語でmallardは「マガモ」(ダブリンに大量に生息する)。 on Rutland heath, exchanging cold sneersHEC⇒HCE。ダブリンのラトランド・スクエア。ジョイスの短篇「二人の伊達男」の冒頭にも登場し、ロトゥンダ園が敷地内にある。1933年に「パーネル・スクエア」に改名された。, massgoing

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音声解説
ladies from Hume Street in their chairsジョイスが1924年2月から4月にかけて書いたノートでは、1841年にダブリンのヒューム通りでセダン(輿)が消えるという記述がある。Freeman’s Journal紙の1924年2月21日の記事の一節 ‘By the Way […] The Sedan Chair: on the question of the introduction of taxis for hire on Dublin streets […] as late as ninety years ago Sedan chairs were to be seen in the city. Of the last two to be exposed for hire, one was located at the Rotunda, and the other at the corner of Hume street. The first-mentioned did not disappear until 1841’。, the bearers baited, some wandering hamalags18世紀〜19世紀ダブリンにあったパブ「彷徨えるユダヤ人」(The Wandering Jew)。ノアの息子ハム。イスラエルの民に敵対した民族アマレク人(Amalek)。アイルランド語でamalógは「間抜け」。英語でa leg of hamは「一塊のハム」、homologueは「相同のもの」「同族体」。 out of the adjacent cloverfields of Mosse’s Gardensモーセ。18世紀ダブリンの医師バルトロメオ・モス。1745年にはダブリンのロトゥンダ病院を創立し、産婦人科の資金調達のために病院の敷地内にロトゥンダの庭も造った(入場料が病院の建設費に充てられた)。, an oblate fatherフランス発祥のカトリック系修道会「聖母献身宣教会」(The Missionary Oblates of Mary Immaculate、略してThe Oblates)。世界各地に支部を持ち、アイルランドには19世紀前半から拠点があった他、日本にも支部がある。 from Skinner’s Alleyダブリンのスキナー横丁(現Newmarket Street)。皮なめし業者が店を構えていたためその名がついた。スキナー横丁の参事会員たち。ジェームズ2世が即位し、1688年にダブリンを訪れたとき、プロテスタント系の議員を追放したが、このときに議員たちは「スキナー横丁」という名前の建物を秘密の集会所として使い、ジェームズ2世の退位まで凌いだ。, bricklayers, a fleming,19世紀〜20世紀スコットランドの細菌学者アレクサンダー・フレミング。古風なスコットランド英語でflemeは「逃亡」「逃走」、flemingは「逃亡者」。英語でFlemingは「フランドル出身者」。 in tabinet英語でtabinetは「ポプリン」。羊毛と絹でできた素材で、カーテンや衣服に用いられる。 fumantフランス語でfumantは「煙を出す」「煙草を吸う」(現在分詞)。, with spouse and dog英語でspouse and dogは「妻と犬」。18世紀スコットランドの詩人ジェームズ・マクファーソン『フィンガル』p.310の次の一節が用例。 ‘”Take Swaran’s peace,” the warrior spoke, “the peace he gives to kings when nations bow to his sword. Leave Erin’s streamy plains to us, and give thy spouse and dog. Thy spouse, high-bosomed heaving fair! Thy dog that overtakes the wind! Give these to prove the weakness of thine arm, live then beneath our power!”’, an aged hammersmithロンドンの地区ハマースミス(Hammersmith)。ランプや紅茶の製造が盛んだった。英語でhammer smithは「金槌製造者」。 who had some chisellersアイルランド英語のスラングでchisellerは「少年」「少女」。 by the hand, a bout of cudgel players英語でcudgel playerは「棍棒を使う武闘家」。, not a few sheep with the braxyスコットランド英語でbraxyは「羊炭疽症」。エボラやペストに匹敵するほど危険な感染症で、羊からヒトへ感染する。過去にアイルランドで流行したかどうかは不明。, two bluecoat scholars16世紀以降のイギリスとアイルランドで創設された慈善学校「ブルーコート・スクール」(Bluecoat Schools)。ダブリンでは1669年創立のキング病院学校(The King’s Hospital School)が一例(アイルランドで最も古い学校の一つ)。校誌Blue Coatには物理学者エルヴィン・シュレーディンガーも寄稿、1955年に「ガリレオの未発表の対話の断片」と題された作品が書かれ、2012年に発見された。第14代アイルランド首相レオ・ヴァラドカーも同校出身。, four broke gents out of Simpson’sダブリンのシンプソン病院。1779年にジョージ・シンプソンの遺志で創設された。シンプソン自身が盲目だったため、この病院は盲人のための施設として構想された。『ユリシーズ』第17挿話にも登場する。現在では老人ホームになっている。 on the Rocks, a portly and a pert still tassingスコットランド英語でtassは「小さなコップ」「小さな一口」。 Turkey Coffee and orange shrubアダ・ピーターのDublin Fragments, Social and Historic, p.155で引用されている、ダブリンの古い広告の文言 ‘… all kinds of sugar, teas, the very best and freshest, for sale, and also Turkey coffee and right good Orange shrub’。英語でorange shrubは「オレンジシュラブ」(オレンジジュースとラムと砂糖で作るアルコール飲料)。 in tickeyes door, Peter Pim and Paul Fryかつてダブリンに存在した4つの老舗ポプリン製造業者(Messrs Pim Bros、Messrs Fry & Co.、Elliott & Son、Richard Atkinson & Co.)。ペテロとパウロの聖祝日(6月29日)。19世紀〜20世紀イギリスの作家J・M・バリーの『ピーター・パン』(Peter Pan)。19世紀イギリスの劇作家ジョン・プールの『ポール・プライ』(Paul Pry)。暇を持て余すポールは、行く先々に傘を忘れ、それを取りに戻って他人の話に聞き耳をたてた(英語でpryは「詮索する」)。英語の慣用句でrob Peter to pay Paulは「借金をして借金を返す」「ある人から奪い別の人へ与える」。 and then Elliot and, O, Atkinsonかつてダブリンに存在した4つの老舗ポプリン製造業者(Messrs Pim Bros、Messrs Fry & Co.、Elliott & Son、Richard Atkinson & Co.)。17世紀イギリスのヨークシャー出身の神父ポール・アトキンソン(カトリックだったため投獄され殉死した)。同じくヨークシャー出身の神父ピーター・アトキンソン, suffering hell’s delights from the blains of their annuitants’ acorns, not forgetting a deuce of dianas狩りの守護聖人ディアナ ridy for the hunt, a particularistケルト特殊主義(Celtic Particularism)。カトリック教会よりも古代ケルト教会の教えを重んじ、復活祭の日にちも異なる。 prebendary大聖堂参事会員(prebendary)。教会に奉仕するため受給聖職者の職を受ける司教座聖堂参事会員を指す。 pondering on the roman easterキリスト教の復活祭(イースター)の日付の算出方法には長い歴史が有る。英語でRoman Easterは「ローマ暦に基づくイースターの日付」。, the tonsure question修道士が頭のてっぺんを丸刈りにする髪形トンスラ。実践者には聖バルトロマイや聖フランシスコ・ザビエルがいる。1972年に教皇勅令によって廃止されるまで、カトリックの神父はトンスラを義務付けられた。ケルト系の僧侶はまた独特のトンスラを作り出した。 and greek uniates東方帰一教会(Uniate)。ギリシア正教会からカトリック教会へ改宗した教会であり、ローマ教皇の権威に従いつつも東方正教会の典礼や慣習を保持した。, plunk em, a lace lappet英語でlace lappetは「レース生地の垂れ布」。教皇のティアラなどにも見られ、18世紀~19世紀には女性がよく頭につけた。アダ・ピーターのDublin Fragments, p.156には ‘The Lace Lappet, in Capel Street, could be inspected the newest style in Lace Lappet Heads’とあり、この装飾品はダブリンのケイプル通りでも流行っていたことがうかがえる。 head or two or three or four from a windowヘブライ文字の5番目ה(ヘー)は「窓」という字義。, and so on down to a few good old souls, who as they were juiced after taking their pledge英語の慣用句でtake the pledgeは「断酒を誓う」。英語スラングでjuicedは「泥酔する」。 over at the uncle’s place古風な英語スラングでuncle’sは「質屋」。, were evidently under the spell of liquor, from the wake of Tarry the Tailor19世紀アイルランドのバラッド ‘The Wake of Teddy the Tiler’。伝統曲 ‘Tim Finnegan’s Wake’()に酷似している。英語でtarryは「タール色」「黒い」。 a fair girl英語でfairは「白い」。アイルランド英語でcolleen bawnは「無垢な少女」(=アイルランド語のcailín bán、英語のfair girl)。ディオン・ブーシコーのヒット作The Colleen Bawn: Or, the Brides of Garryowenと、その題材であり1819年に亡くなった少女エレン・ハンリー, a jolly postoboy thinking off three flagons英語でflagonは「大型酒瓶」。主にワインやリンゴ酒を入れる。ユダヤ教の灌祭や、キリスト教のミサでぶどう酒を保管しておく瓶としても使用される。 and one, a plumodroleプロヴァンス語でplumoは「筆」、droleは「少年」。フランス語でdrôleは「愉快な」「奇妙な」。筆男シェム。, a half sirアイルランド英語のスラングでhalf-sirは「地主の息子」。 from the weaver’s almshouseダブリンのクーム地区(Coombe)にある1767年に創立の救貧院(Alm’s House)。隣には「織工ギルド」(Weaver’s Guild)があり、このギルドが救貧院へ資金提供をしていた。ジョイスの後援者ハリエット・ショー・ウィーヴァー who clings and clings and chatchatchat clings to her, a wholedam’s cloudhued pittycoat, as child19世紀アイルランドの民謡「モリー・ブラニガン」()のジョイス流の替え歌の歌詞 ‘But if I cling like a child to the clouds that are your petticoats / O Molly, handsome Molly, sure you won’t let me die?’。英語でchatは「おしゃべり」。フランス語でchatは「猫」、mon chatは「私のかわいい子」(母親が自分の幼子に向けて使う愛称)。, as curiolater, as Caoch O’Leary19世紀アイルランドの詩人ジョン・キーガンの詩「クウェーク・オリアリー」(口承版)。クウェークは老いた盲目の笛吹きであり、愛犬のピンチ(Pinch)と一緒に放浪している。アイルランド語でcaochは「盲目の」。. The wararrow went round19世紀〜20世紀アイルランドの作家・科学者エミリー・ローレス(Emily Lawless)が1889年に上梓したThe Story of Ireland, p.67で記述されている、クロンターフの戦いで北欧軍側が兵を招集している様子の描写 ‘The War-arrow had been industriously sent round’。第2次アヘン戦争はアロー号拿捕事件から始まったため「アロー戦争」(Arrow War)とも呼ばれる。1856年に、当時の清の官憲がイギリス船籍を名乗る中国船アロー号を調査し、乗組員の清人を逮捕した。これに対して当時の広州領事が文句をつけ、イギリス側が開戦した。戦いは1860年まで続いた。, so it did, (a nation wants a gaze)アイルランドの愛国歌 ‘A Nation Once Again’()。『ユリシーズ』第12挿話で「市民」(Citizen)が歌う。 and the ballad, in the felibrine友愛団体フェリブリージュ(Le Félibrige)。プロヴァンス語を守る目的でフレデリック・ミストラルらが1854年に立ち上げた。英語でfelineは「猫のような」、brineは「塩水」。 trancoped metre affectioned by Taioceboプロヴァンス語でtaio-ceboは「ハサミムシ」。アイルランド語でtaoiseachは「首相」。元々「族長」を意味するアイルランド語の単語だったが、1937年にエイモン・デ・ヴァレラが首相制度を作ったときに意味が拡張された。 in his Casudas de Poulichinello Artahut16世紀イタリア発祥の仮面即興演劇コンメディア・デッラルテに登場する道化師プルチネッラ。英語圏ではこれが「パンチ」(Punch)になり、人形劇「パンチ&ジュディー・ショー」へつながる。プロヴァンス語でcasudoは「転落」、Poulichinelloは「プルチネッラ」、atahutは「棺桶」。, stumpstampaded英語でstumpは「切り株」、stampは「切手」、stampedeは「総くずれ」。 on to a slip of blancovide and headed by an excessively rough and red woodcut,18世紀〜19世紀スペインの神父ジョーセフ・ブランコ・ホワイト。アルフレッド・パーシヴァル・グレーヴス『アイルランドの音楽と文学の研究』pp.76–77の一節 ‘he got the Dublin Catnach of that day to print them on long strips of blue paper, like old songs; and if about the sea, with the old rough woodcut of a ship at the top’。スペイン語でblancoは「白い」。フランス語でvideは「虚空」。 privately printed at the rimepress of Delvilleダブリンのグラスネヴィン地区にあったデルヴィル・ハウス(Delville House)。デレイニー家によって建てられ、作家のジョナサン・スウィフトが頻繁に通った。その敷地には現在ボン私立病院が建っている。ちなみに、当時デレイニー家はスウィフトが書いた政府への抗議冊子を印刷するための印刷機を秘密裏に持っていたとされている。実際、スウィフトのThe Legion Clubはそこで印刷された。古風な英語でrimeは「韻律」(=rhyme)。英語でrimeは「霜」「霧氷」、pressは「印刷所」「出版社」。, soon fluttered its secret on white highway and brown byway19世紀〜20世紀アイルランドの作家アルフレッド・パーセヴァル・グレーヴス『アイルランドの音楽と文学の研究』p.78で引用される書籍The Highways and Byways in Donegal and Antrim to the rose of the windsフランス語でrose des ventsは「風の薔薇」転じて「コンパスローズ」。ジョイスとは関係ないが、東京都文京区にある水声社の旧社名は書肆風の薔薇。 and the blew of the gaelsスコットランドのピクト人(Picts)は、青い染料(ホソバタイセイの木から得られる染料woad)で身体に装飾や刺青を施していたため、ローマの侵略者から「ゲールの青衆」(The Blue of the Gaels)と呼ばれた。ラテン語でpictは「色を塗られた者」。, from green archway to gold lattice and from black hand1880年代にスペインのアンダルシア地方を拠点として幅を利かせた無政府主義の秘密結社「黒い手」(La Mano Negra)。 to pink ear, village crying to village, through the five pussyfoursアイルランドにはかつて5つの州があった(現在も残るアルスター、レンスター、マンスター、コナハトに加え、現在のミーズ県を中心に広がる地域が5つ目の州とみなされていた)。子どもの遊びの ‘Pussy Four Corners’では、4人の子どもが四角形に並び、4つの角をとる。5人目が「鬼」で、他の4人が別の角へ移るときに、鬼は角を奪う必要がある。椅子取りゲームに近い。 green of the united states of Scotia Pictaスコットランドには、東部にピクト人、西部にアイルランドから来たスコットランド系ゲール人がいた。古風な英語でScotは「ゲール人」という意味で、9世紀アイルランドのラテン語文献にも見られる。これが後にスコットランドの名前の由来になった。 — and he who denays英語方言でdenayは「否定」(=deny)、nayは「否」。 it, may his hairs be rubbed in dirt!スタンリー・レイン゠プールのThe Speeches and Table-talk of the Prophet Mohammad, p.162の一節「それ以外の理由から結婚する者は、両手を泥びたしにしてしまえ」(‘if ye do it from any other consideration, may your hands be rubbed in dirt’)。 To the added strains (so peacifold円卓の騎士パーシヴァル。英語でpercivalは「狩りで使う角笛」(職人のトマス・パーシヴァルにちなむ)。) of his majesty the flute, that onecrooned king of inscrewments19世紀アイルランドの政治家チャールズ・スチュアート・パーネルの通称「アイルランドの無冠の王」(The Uncrowned King of Ireland)。音楽家モーツァルトはオルガンを「楽器の王」(king of instruments)と呼んだ。英語でcroonは「小声で歌う」。, Piggott’s purest19世紀アイルランドの新聞記者リチャード・ピゴット(Richard Pigott)。無敵革命党による「フェニックス公園殺人事件」の容疑でパーネルに濡れ衣を着せようとしたが、そのために提出した証拠がピゴット自身によるねつ造であることが発覚したため、パーネルの無実が証明された。ダブリンの現Smock Alleyの前身シアター・ロイヤルのチェロ奏者サミュエル・J・ピゴット(Samuel J. Piggott)。ピゴットは1823年に老舗楽器屋Piggott’sを開業したが、2023年2月に閉店した, ciello alsoliutoイタリア語でcielo liutoは「天のリュート」。英語でcello, also luteは「チェロ、それとリュート」。, which Mr Delaney18世紀ダブリンのデレイニー夫妻。無敵革命党のパトリック・デレイニー(フェニックス公園殺人事件の犯人の一人)。 (Mr Delacey?)12世紀イギリスの地主ヒュー・デレイシー(Hugh de Lacy)。アイルランドへのアングロ゠ノルマン侵攻の後、1172年にミーズ王国の所有権をヘンリー2世から与えられた。IRA将校のディニー・レイシー(Dinny Lacey)。『ウェイク』とは関係ないが、2019年にジョイスの遺体をチューリッヒからダブリンへ移そうという提案をダーモット・レイシー市議が行ったのは面白い偶然。, horn, anticipating a perfect downpour of plaudits among the rapsods, piped out of his decentsoort hat, looking still more like his purseyful円卓の騎士パーシヴァル。英語でpurseは「財布」、fullは「満ちている」。ジョン・ジョイスが1887年に公園でひったくりに遭ったと語った話。当時、ジョンは徴税人として働いていたが、集金日の翌日に手ぶらで職場へ行き、前の日に集金したお金をフェニックス公園で「パイプを咥えた黠奴」に盗まれたと主張した。ジェイムズ・ジョイスはこの話を信じたが、実際には酒場で税金を使って飲んでしまった可能性が高いと徴税当局は考えていた(John Wyse Jackson & Peter Costello, John Stanislaus Joyce, p.141)。 namesake as men of Gaul noted, but before of to sputaboutイタリア語でsputaは「唾」。ドイツ語でsputenは「急ぐ」。, the

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音声解説
snowycrested curl17世紀〜18世紀アイルランドの作曲家ターロック・オキャロランの民謡 ‘The Snowy-Breasted Pearl’()。オキャロランの他の曲は後にベートーヴェンによって編曲された。 amoist the leader’s wild and moulting hairスコットランド民謡 ‘Wild Mountain Thyme’()。これは18世紀スコットランドの詩 ‘The Braes Of Balquhither’(ロバート・タナヒル作)に基づいて、19世紀末から20世紀初頭にかけてベルファストの音楽家フランシス・マクピークが作曲した(原曲はこちら)。ジョーセフ・オーガスティン・ウェードのバラッド ‘A Wild Mountain Air’(こちらは録音も楽譜も残っていない)。, ‘Ductor’ Hitchcockラテン語でductorは「指導者」。18世紀のイギリス劇作家ロバート・ヒッチコック。1781年からダブリンに移住し、アイルランドの演劇の歴史を研究して本にまとめた。McHughによると、19世紀ダブリンのオルガン奏者トミー・ロビンソンのあだ名は ‘The Doctor’だったらしいが、典拠不明。 hoisted his fezzy fuzz at bludgeon’s height signum to his companions of the chaliceシャーロット・ヤング『キリスト教系の名前の歴史』pp.278–281によると、パーシヴァルはケルト系の名前であり、「聖杯の忠士」(companion of the chalice)という意味を持っているらしい。 for “the Loud Fellow19世紀アメリカの詩人ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー。アメリカ人として初めてダンテの『神曲』の全訳を行った。, boys” and “silentium in curia!ラテン語でsilentium in curia!は「法廷ではお静かに!」。” (our maypoleペンテコステ(聖霊降臨)を祝うときにたてられる柱。復活祭の50日後に祝われるため、5月になることが多い。アイルランドでは子どもたちがメイポールの周りで「メイポール・ダンス」を踊った。 once more where he rose of old19世紀〜20世紀アメリカの作家・芸術家マリア・トムソン・デイヴィスの小説Rose of Old Harpeth。英語でhe rose of oldは「過去に彼が立ち上がった」。) and the canto was chantied there chorussed and christened where by the old tollgate, Saint Annona’s Street and Churchローマ神話における穀物の女神アノーナ(Annona)。共和政期や帝政期のローマ硬貨にも刻印された。豊穣の神ケレスと一緒に描かれることも多い。昔のダブリンの北欧議会(Thingmote)所在地の聖アンドリュー通りと、そこに現存する聖アンドリュー教会。.
  And around the lawn the rann it rann and this is the rann古代ケルト世界では、悪行を働いた王に対して詩人が「ラン」(rann)を書いて呪いをかけたと言われている。ドイツ語でrannは「流れた」。アイルランド語でrannは「連」「節」。アイルランドで聖スティーヴンの日(12月26日)を祝う行事「ミソサザイの狩りの日」で歌われる民謡 ‘The Wren Song’()の歌詞 ‘The wren, the wren, the king of all birds, / St. Stephen’s Day was caught in the furze’。アイルランド民話によると、ある日鳥たちが集まって鳥の王を決めることにした。最も高く飛んだ者が王になるというルールだったが、そこで狡猾なミソサザイはワシの羽の中に隠れ、ワシが一番になったときに飛び出してワシを追い抜き、鳥の王になった。「でも、全力を出して闘ったのは自分なのだから、自分が王だ」とワシが言うと、ミソサザイは「あなたが体力を使って王になりたいのなら、わたしが知力を使って王になることも許されるはずです」と反論したという。 that Hosty made. Spoken. Boyles and Cahills19世紀のアイルランド共和主義団(IRB、別名フェニアン団)活動家ジョン・ボイル・オライリー。イギリス王室への反逆に問われるようなバラッドを作り、実際に反逆罪で終身刑に処された。アイルランド語でcaileは「少女」。英語でboys and girlsは「少年少女」(呼びかけの言葉)。, Skerretts and Pritchards19世紀〜20世紀アイルランドの作家リアム・オフラハティーが1932年に刊行した小説『スケレット』(Skerrett)。ウェールズ系の人名プリチャード(Pritchard)は、アイルランドではアルスター州に多く見られる。, viersifiedドイツ語でvierは「4」。英語でversifyは「韻文にする」。 and piersified may the treeth we tale of live in stoneyダブリンのストーニーバター地区. Here line the refrains of.英語でlineは「行」、refrainは「リフレイン」、here lies the remains of 〜は「〜の遺体はここに眠る」(墓碑文)。 Some vote him Vike, some mote him Mike, some dub him Llyn and Phin while others hail him Lug Bug Dan Lop, Lex, Lax, Gunne or Guinn. Some apt him Arth, some bapt him Barth, Coll, Noll, Soll, Will, Weel, Wall but I parse him Persse O’Reilly else he’s called no name at all. Together. Arrah, leave it to Hosty, frosty Hosty, leave it to Hosty for he’s the mann to rhyme the rannサミュエル・ラヴァーの『アイルランドの伝説と伝承』pp.230–231にて紹介される詩「雄山羊の韻文」(‘The Rhyme of the Ram’)。古代ケルト世界では、悪行を働いた王に対して詩人が「ラン」(rann)を書いて呪いをかけたと言われている。ドイツ語でrannは「流れた」。アイルランド語でrannは「連」「節」。, the rann, the rann, the king of all ranns. Have you here? (Some ha) Have we where? (Some hant) Have you hered? (Others do) Have we whered? (Others dont) It’s cumming, it’s brumming! The clip, the clop! (All cla) Glass crash.英語の演劇用語でglass crashは「ガラス音」。バケツ一杯のガラスの破片を鉄板の上に落とすことで、ガラスが砕ける音を再現した。 The (klikkaklakkaklaskaklopatzklatschabattacreppycrottygraddaghsemmihsammihnouithappluddyappladdypkonpkot100文字の雷言葉。ドイツ語でkacken、ラテン語でcacareはともに「脱糞する」。フランス語のcrotte、ドイツ語のKot、英語のcrapはいずれも「糞」。ドイツ語のklatschen、アイルランド語のgreaddadh、英語のapplaud、ロシア語のkhlopatはいずれも「拍手する」。フランス語のclaqueは「平手打ち」「芝居のさくら」。イタリア語のbattereは「叩く」。!).

Ardite, arditi!19世紀イタリアの作曲家・指揮者ルイージ・アルディーティ。代表曲にオペラ『スパイ』(La Spia)で歌われる「口づけ」(‘Il bacio’)がある。ダブリンのゲイエティ劇場でも公演が行われた。第1次世界大戦期イタリア軍の特殊突撃部隊アルディーティ。イタリア語でarditeは「勇気を出して!」「勇敢な女性」、arditiは「勇敢な男性」。
Music cue.英語の演劇用語でmusic cueは「音楽キッカケ」。ジョイスの修正メモには次の追記がある。
(as sung by Phoblacht)
Music by O. Gianni! Words by A. Hames¡
Sh sh sh! Sh sh sh! Sh! Sh! Sh!
Phoblachtはシン・フェイン党の新聞の名前。作曲者と作詞者の名前の意味は不明瞭。


THE BALLAD OF PERSSE O’REILLY1916年イースター蜂起の英雄パトリック・ピアースオラヒリー。ジョイス家は代々、蒸留所の経営者だったが、19世紀にH・S・パース(H.S. Persse)なる人物へ所有権がわたっている。19世紀から20世紀初頭にかけて、Persse’s Nuns’ Islandは「最高級の」ウイスキーとして称賛されていた。フランス語でperce-oreilleは「ハサミムシ」。
【楽譜の画像】画像提供: スティーヴン・クロウ。(Image reproduced and adapted with the kind permission of Stephen Crowe.)

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音声解説
Have you heard of one Humpty Dumptyイギリスの童謡 ‘Humpty Dumpty’()。『マザーグース童謡集』(1803年)にも所収された。意味は不明だが、一説では猫背の王、リチャード3世の揶揄であるとも言われている。卵というモチーフはニューグレンジの墓のデザイン(石英による殻)にも反映されており、古代ケルト人は「宇宙の卵」神話を信じていた可能性がある。
How he fell with a roll and a rumble
And curled up like Lord Olofa Crumple17世紀イギリスの政治家・軍人オリヴァー・クロムウェル。17世紀半ばにカトリックの蜂起を抑えるためにアイルランドへ侵攻し、全人口の約20%を抹殺した(詳しくはこちら)。初代北欧ダブリン王ゴズフレズの息子オラフ。英語でcrumpは「爆発音」「パリパリ」「ザクザク」(擬音語)、crumpleは「くしゃくしゃにする」「倒す」。
By the butt of the Magazine Wallフェニックス公園内のマガジン要塞(Magazine Wall)。1922年まではイギリス軍の要塞として、その後はアイルランド軍の軍備貯蔵施設として使われ、1980年に解体された。19世紀アイルランドの政治家アイザック・バット(Isaac Butt)。後のアイルランド独立の下地となる「自治連盟」(Home Rule League)を立ち上げた。,
   (Chorus) Of the Magazine Wall,
       Hump, helmet and all?

He was one time our King of the Castle子どもの遊び「お城の王さま」(King of the Castle)。砂山の上に乗った鬼が ‘I’m the king of the castle and you’re the dirty rascal’と言い、他の人たちが砂山を崩して王さまを地面に落とそうとする。起源はクロムウェルによるスコットランドのヒューム城の侵攻。その際には当時の城の護衛隊長ジョン・コウバーンが、英国からの城の献上の要請を拒否して次の粗詩(doggerel)を送った ‘I, Will of the Wastle / Am King of my castle / All the dogs in the town / Shall gare gang me down!’。しかし結局、城は制圧された。
Now he’s kicked about like a rotten old parsnip15世紀イギリス生まれのトマス・パー(別名「長老のトム・パー」)は、152歳まで生きたと言われている。英語でparsnipは「パースニップ」(白にんじん)。.
And from Green streetダブリンのグリーン通り裁判所。2009年まで刑法司法裁判所として機能し、数々の歴史的な裁判がそこで行われた。1803年アイルランド反乱の首謀者ロバート・エメットが25歳で終身刑を言い渡された場所でもある。 he’ll be sent by order of His Worship
To the penal jail of Mountjoyダブリンの男性囚人専用刑務所であるマウントジョイ刑務所。今も機能している。1921年にはIRAのメンバー46名が死刑にされた。20世紀アイルランドの過激派活動家マイケル・ウォッチホーン(Michael Watchorn)は、6発の弾丸が入った銃を所持していたためダブリン城で袋叩きにされ、グリーン通りで裁判にかけられ、マウントジョイ刑務所に投獄された。このとき逮捕された人々は「マウントジョイの6人」(Mountjoy Six)と呼ばれている。
   (Chorus) To the jail of Mountjoy!
       Jail him and joy.

He was fafafather of all schemes for to bother us
Slow coaches and immaculate contraceptives英語でimmaculate conceptionは「聖母マリアの無原罪懐胎」、contraceptivesは「避妊具」。 for the populace,
Mare’s milk for the sick, seven dry Sundays a week19世紀後半から長らく、英国、ウェールズ、アイルランド、スコットランドでは日曜日の酒の販売が法律で禁止されていた。『ユリシーズ』第12挿話「キュクロプス」に登場する「市民」(Citizen)の飼い犬ガリオウェンがつぶやく詩「どこまででも呪ってやる/週七日 毎日/ずっと脱水曜日/バーニー・キアナン、おまえをな/水のひとすすりにもありつけなきゃ/頭も冷やせやしない/はらわたは真っ赤に煮えくり返り/ラウリーの灯火のようだ」(‘The curse of my curses / Seven days every day / And seven dry Thursdays / On you, Barney Kiernan, / Has no sup of water / To cool my courage, / And my guts red roaring / After Lowry’s lights’)。,
Openair love and religion’s reform,
   (Chorus) And religious reform16世以降のアイルランドにおける「宗教改革」(Religious Reformation)。イギリス政府がアイルランドの人々をイギリス国教会へ改宗する目的で推し進めた。16世紀から20世紀の「プロテスタント隆盛」では、英国系の少数の有力者たち(弁護士、地主、聖職者、軍人など)がアイルランドの人びとへの支配を強めていった。その引き金ともなったカトリック刑罰法は、クロムウェル侵攻後の17世紀後半からアイルランドへ導入され、カトリック教徒は財産所有や教育などの権利を次々と剥奪されていった。,
       Hideous in form.

Arrah, why, says you, couldn’t he manage it?『ザ・リーダー』紙(The Leader1922年11月11日号の記事の一節 ‘You heard — or did you — Mary Rose of the bog was married. He’s a general or something […] How did they manage it, says you’(詳しい含意は不明)。
I’ll go bail英語でbailは「保釈」「移動式搾乳小屋」。英語の慣用句でgo bailは「自分以外の誰かを保証する」「自分以外の誰かのために保釈金を支払う」。, my fine dairyman darling,
Like the bumping bull of the Cassidysファーマナ県の村バリーキャシディ(Bullycassidy)。
All your butter is in your horns.ウェールズの格言でthe butter is in its hornsは「角がバターで満ちている」転じて「牛が牛乳を出さない」。
   (Chorus) His butter is in his horns.
       Butter his horns!

(Repeat) Hurrah there, Hosty, frosty Hosty, change that shirt on ye『ウェイク』における「パース・オライリーのバラッド」の歌い手ホスティ。『ユリシーズ』第5挿話のブルームの雑感。「アイヴィー卿がアイルランド銀行で七桁の小切手を百万ポンドに換えたこともあったっけ。黒ビールは儲かるんだな。でも兄のアーディローン卿の方は一日四回ワイシャツを着替えるって話だ。皮膚にシラミやダニがわく」(‘Lord Iveagh once cashed a sevenfigure cheque for a million in the bank of Ireland. Shows you the money to be made out of porter. Still the other brother lord Ardilaun has to change his shirt four times a day, they say. Skin breeds lice or vermin’).,
Rhyme the rann, the king of all ranns!古代ケルト世界では、悪行を働いた王に対して詩人が「ラン」(rann)を書いて呪いをかけたと言われている。ドイツ語でrannは「流れた」。アイルランド語でrannは「連」「節」。アイルランドで聖スティーヴンの日(12月26日)を祝う行事「ミソサザイの狩りの日」で歌われる民謡 ‘The Wren Song’()の歌詞 ‘The wren, the wren, the king of all birds, / St. Stephen’s Day was caught in the furze’。アイルランド民話によると、ある日鳥たちが集まって鳥の王を決めることにした。最も高く飛んだ者が王になるというルールだったが、そこで狡猾なミソサザイはワシの羽の中に隠れ、ワシが一番になったときに飛び出してワシを追い抜き、鳥の王になった。「でも、全力を出して闘ったのは自分なのだから、自分が王だ」とワシが言うと、ミソサザイは「あなたが体力を使って王になりたいのなら、わたしが知力を使って王になることも許されるはずです」と反論したという。

       Balbaccio, balbuccio!ラテン語でbalbusは「吃音」。イタリア語で-accioは「悪い〜」、-uccioは「小さい〜」(いずれも接尾辞)。

We had chaw chaw chopsジェームズ・ホルマンが1840年に刊行した旅行記のp.131の一節 ‘Monday, November 1. After breakfast I returned to Canton with Captain Neish, the Rev. Mr. Abeele, and Mr. Rayne. I found everything going on as formerly, the guns as well as the seamen, having been sent back to the ships at Whampoa. I accompanied Captain Morgan to the wharf, where the Chinese vessel was taking on board his Chow-chow Chop. The word Chow-chow signifies “eating,” and the term Chow-chow Chop is consequently applied to the last chop-boat that is loaded for any ship, and which is supposed to carry all the private stores for the captain, officers, and crew’。英語でchop-boatは「物資を運ぶ小型船」。, chairs, chewing gum, the chickenpox and china chambers
Universally provided by this soffsoaping salesman英語スラングでsoftsoapingは「おだて上手な」。.

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音声解説
Small wonder He’ll Cheat E’erawanHCE。19世紀イギリスの作家サミュエル・バトラーの科学小説『エレホン』。作中のユートピア「エレホン」(Erewhon)は英語の「どこにもない場所」(Nowhere)のアナグラムになっている。アイルランド英語でe’erawanは「誰でも」。 our local lads nicknamed him
When Chimpden first took the floor
   (Chorus) With his bucketshop storeアメリカ英語のスラングでbucket shopは、株式市場の値動きに関する賭博業を営む店のこと。モグリの株式売買所を指す場合もある。
       Down Bargainweg, Lower.

So snug he was in his hotel premises sumptuous
But soon we’ll bonfire all his trash, tricks and trumpery
And ’tis short till sheriff Clancy’ll be winding up『ユリシーズ』に登場するロング・ジョン・ファニングのモデルとなったダブリンの副保安官ロング・ジョン・クランシー。『ダブリナーズ』でも「蔦の日の委員会室」と「恩寵」に登場する。クランシーはダブリン市長に選出されるも任期開始前に肺炎で亡くなったが、市長の証しである金のチェーンは「クランシー・チェーン」と呼ばれ、現代にいたるまで歴代市長が身につけてきた。 his unlimited company
With the bailiff’s bom at the door,
   (Chorus) Bimbam at the door.
       Then he’ll bum no more.

Sweet bad luck on the waves washed to our island
The hooker of that hammerfast vikingノルウェーにある世界最北の町ハンメルフェスト(Hammerfest)。1本マストの漁船ゴールウェイ・フッカー(Galway hooker)。アイルランド語でhúicéirは「漁船」。英語でhookerは「漁船」「娼婦」。
And Gall’s curseアイルランド語でgallは「外国人」「余所者」。英語でGod’s curseは「神の呪い」。 on the day when Eblana bay2世紀の科学者プトレマイオスは、自作の地図でダブリン近郊をエブラナ(Eblana)と呼んだ。
Saw his black and tan man-o’-warアイルランド独立戦争期に王立アイルランド警察隊(Royal Irish Constabulary)が補充した警察官らの通称「ブラック・アンド・タンズ」(Black and Tans)。制服が不足していたときに、黒いコートとカーキ色のズボンを着用していたことからこの名がついた。第1次世界大戦が終戦し、無職となったイギリス兵が1万人ほど雇われ、アイルランドに配属された。16世紀〜19世紀の欧州で猛威をふるった軍艦「マン・オブ・ウォー」(Man-of-War)。ここから転じてman-of-warは「軍艦」一般を指した。英語でman-o’-warは「電気クラゲ」。.
   (Chorus) Saw his man-o’-war.
       On the harbour bar.

Where from? roars Poolbegダブリンのプールベグ灯台。ダブリン港の桟橋の先っぽにあり、ダブリン湾に浮かぶ。. Cookingha’penceデンマークの首都コペンハーゲン。ダブリンのリフィー橋(旧ウェリントン橋)の通称「半ペンス橋」(Ha’penny Bridge、かつて橋を渡るために交通料が半ペンスだったため)。英語でha’penceは「半ペンス」。, he bawls Donnezmoi scampitle, wick an wipin’fampinyフランス語でdonnez moiは「~を私にください」。イタリア語でscampiは「エビ」、bambiniは「子どもたち」。古風な英語でwickは「住まい」「村」「集落」。
Fingal Mac Oscar19世紀アイルランドの作家オスカー・ワイルドのフルネーム(Oscar Fingal O’Flahertie Wills Wilde)。アイルランド神話の英雄フィン・マクール Onesine新約聖書の登場人物オネシモ。奴隷だったが、使徒パウロが主人のフィレモンへ手紙を書いて解放を説得し、その後は宣教者になった。古代ギリシア語でὀνήσιμοςは「役に立つ」。 Bargearse中世英国(アイルランドとスコットランドを含む)における地域の自由人(freeman)の肩書きバージェス(burgess)。英語スラングでbarge-arseは「お尻が丸い人」。 Boniface4世紀〜5世紀のローマ教皇ボニファティウス1世(Pope Boniface I)。英語でbonifaceは「宿屋の主人」(語源はジョージ・ファーカーの1707年初演の喜劇The Beaux’ Stratagemに登場する宿屋の主人の名前)。
Thok北欧神話の女巨人セック(Þökk, Thokk)。ヒンディー語でthok(थोक)は「卸売り」。アイスランド語でþökkは「ありがとう」。’s min gammelhole Norveegickers monikerノルウェーの旧名「北への道」(Norðr vegr)。ノルウェー語でogは「〜と」。デンマーク語でgammelは「昔の」「古い」。英語スラングでmonikerは「別名」「渾名」。ヘブライ語でgamal(גָּמָל)は「ラクダ」、gimel(גִּימֵל)は「ギメル」(ג)。
Og as ay are at gammelhore Norveegickers cod.
   (Chorus) A Norwegian camel old cod.
       He is, begod.

Lift it, Hosty, lift it『ウェイク』における「パース・オライリーのバラッド」の歌い手ホスティ。古風なスコットランド英語でhostie、ドイツ語でHostieはともに「聖体」。, ye devil ye! up with the rann, the rhyming rann!

It was during some fresh water garden pumping
Or, according to the Nursing Mirror医療雑誌The Hospitalの看護師欄として、1888年から1907年までイギリスで定期刊行されていた「看護新聞」(‘Nursing Mirror’、紙面の一例はこちら)。1907年から1987年まで刊行されていた看護学の学術誌Nursing Mirror, while admiring the monkeys1906年にニューヨークのセントラルパーク動物園にて、オペラ歌手のエンリコ・カルーソーは訪問客の女性に痴漢行為を行い、これは裁判沙汰に発展した。この一事は各新聞で大々的に報じられ、大きなスキャンダルとなったが、カルーソーの人気はむしろ上昇したと言われている。
That our heavyweight heathen Humpharey
Made bold a maid to woo『ユリシーズ』第15挿話「キルケ」でのブルームの釈明の言葉。「ブルーム:(必死に)待て。やめろ。カモメ。清い心。見た。無垢。女が猿園に。動物園。いやらしいチンパンジー。(息を荒げて)骨盤の凹み。露骨に赤らむから、精力を奪われたんだ」(‘BLOOM: (Desperately.) Wait. Stop. Gulls. Good heart. I saw. Innocence. Girl in the monkeyhouse. Zoo. Lewd chimpanzee. (Breathlessly.) Pelvic basin. Her artless blush unmanned me.’)
   (Chorus) Woohoo, what’ll she doo!
       The general lost her maidenloo!1815年ワーテルローの戦い(Battle of Waterloo)。フェニックス公園のウェリントン記念碑の銅版はこの戦いで使われた大砲の再利用。英語スラングでgeneralは「雑役女中」、looは「便所」。英語でgeneralは「将軍」、maidenhoodは「処女性」。

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音声解説
He ought to blush for himself, the old hayheaded philosopher
For to go and shove himself that way on top of her
Begob, he’s the crux of the catalogue
Of our antediluvial zooノアの方舟とそこに乗った動物たち。フェニックス公園の動物園(1831年開園)。英語でantediluvianは「洪水の前」(旧約聖書「創世記」の大洪水の前)。,
   (Chorus) Messrs Billing and Coo英語でbill and cooは「愛を込めて話す」。.
       Noah’s larks, good as noo.

He was joulting by Wellinton’s monument
Our rotorious hippopopotamuns
When some bugger let down the backtrap of the omnibus英語でomnibusは「乗合馬車」、backtrapは「後戸」(詳しくはこちら)。
And he caught his death of fusiliers,
   (Chorus) With his rent in his rears.
       Give him six years.フランスのソンム県にある城「シャトー・ド・ハム」におけるナポレオン3世の投獄期間が6年だった。この城は少なくとも11世紀から存在するが、17世紀頃に刑務所へ改修された。20世紀アイルランドの過激派活動家マイケル・ウォッチホーン(Michael Watchorn)は、6発の弾丸が入った銃を所持していたためダブリン城で袋叩きにされ、グリーン通りで裁判にかけられ、マウントジョイ刑務所に投獄された。このとき逮捕された人々は「マウントジョイの6人」(Mountjoy Six)と呼ばれている。

’Tis sore pity for his innocent poor children
But look out for his missus legitimate!
When that frewドイツ語でFrauは「女性」「夫人」。 gets a grip of old Earwicker
Won’t there be earwigs on the green?アイルランド英語のスラングでthere’ll be wigs on the greenは「大喧嘩になるぞ」。
   (Chorus) Big earwigs on the green,
       The largest ever you seen.

Suffoclose! Shikespower! Seudodanto! Anonymoses!古代ギリシアの詩人ソポクレス(Sophocles)。シェイクスピア(Shakespeare)。ブッダの父シュッドーダナ(Śuddhodana)。13世紀〜14世紀イタリアの詩人ダンテ(Dante)。古代イスラエルの指導者モーセ(Moses)。英語でpseudo-は「偽の」(接頭辞)、anonymousは「匿名の」。

Then we’ll have a free trade Gaels’ band and mass meeting
For to sod英語でsodは「芝土」。英語スラングでsodは「ソドミー」、Old Sodは「アイルランド」。 the brave son of Scandiknavery.
And we’ll bury him down in Oxmanstownダブリンの地区オックスマンズタウン。12世紀にアイルランド系北欧人が興した。
Along with the devil and Danes,
   (Chorus) With the deaf and dumb Danes,
       And all their remains.

And not all the king’s men nor his horses
Will resurrect his corpus英語でcorpseは「死体」、corpusは「著作」。
For there’s no true spell in Connacht or hellアイルランド英語の慣用句でto hell of to Connachtは「地獄行きか、コハナト行きか」。侵略者オリヴァー・クロムウェルが1652年にアイルランド人の地主を追い出したときの強制移住政策のスローガンだった。
   (bis) That’s able to raise a Cain旧約聖書の原初の兄弟カインとアベル(Cain and Abel)。英語の慣用句でraise Cainは「騒ぎを起こす」。.

註作成 早川健治
加筆・校正 今関裕太
著者修正一覧
最終更新日: 2026/08/28

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